コラム

九州発!「継営の会」をご活用ください

鈴木 康之

日本M&Aセンター 専務取締役/営業本部長

M&A全般
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九州・沖縄・山口県の9県をあわせると、2016年度の休廃業件数は2076件に上ります(2017年3月、東京商工リサーチ調べ)。 これは倒産件数687件に比べて約3倍もの数になっています。この背景としては、経営者が高齢化し、後継者が見つからない会社が多いこととみられています。 うまく事業承継できれば、地元企業が存続し雇用の継続に繋がり、地元経済の落ち込みも低減できます。 これを今、友好的M&Aによる会社譲渡で解決する方法が注目されています。

継営の会のすすめ ~M&Aで後継者問題を解決した元経営者の方が親身に相談に乗ります~

無料個別相談会「継営の会」お申込用紙

九州発!「継営の会」を発足

そこで日本M&Aセンター福岡支店では、独自の取り組みとして2015年に「継営の会」を発足させ、随時開催しております。 事業承継を検討する経営者の方に向けて、その基本的な考え方や対策を学ぶ個人相談会です。そこでは、後継者問題に悩んだ末にM&Aで会社を譲渡して無事に引退された元経営者の方が、準備の段階から成功に至るまでのプロセスを親身になってお話いただけます。「継営の会」でお話しいただいている、元経営者・三浦さんのコメントを少しですがご紹介します。

M&Aをやって良かったと心の底から思う

「M&Aをやって良かったと心の底からつくづく思うんです。譲渡を決めたのは、私自身の安心が一番でした。個人保証から解放され、この先の人生を保証するまとまった額のお金も手にできます。そこは飾りようのない本音です。次に気がかりだったのが、これまでついてきてくれた従業員とその家族です。これは契約上で雇用継続が保証され、一安心しました。最後が、長年に亘りお世話になった取引先を含めた会社の将来のことです。これもスムーズに引き継ぐことができ、ハッピーリタイアができました。 やはり、物事にはタイミングがあって、それを掴むかどうかでその後の人生が大きく変わります。私の成功の要因は、早めの準備と譲渡のタイミングを見極められたことにつきます。今、穏やかな気持ちで、本当にやって良かったと思っています。」 三浦さんは60歳を迎えた時に大腸がんの宣告を受けましたが、幸いにも早期の発見で手術も成功し、今ではゴルフも楽しめるまでの体調までに回復しています。M&Aを実行してハッピーリタイア後は、毎日お孫さんと楽しい第2の人生を楽しまれています。 私どもは「継営の会」を通じて少しでも多くの経営者の皆様にハッピーリタイアを実現して頂きたく、秘密保持厳守の上で、毎日多数の個別相談を実施しています。是非、九州・山口・沖縄の皆様には積極的にご利用頂ければ幸いです。 日本M&Aセンター福岡支店は、九州・沖縄・山口の経営者皆様の、友好的なM&Aによる会社譲渡に対する注目の高まりを背景に、2016年4月に営業所として開設されました。そして1周年を迎える2017年4月には、成約数・人員数も増え「福岡支店」として新たに生まれ変わりました。今後も九州の会社の存続とオーナーのハッピーリタイアに向けて支店メンバー一丸となって九州をサポートいたします。

著者

鈴木 康之

鈴木すずき 康之やすゆき

日本M&Aセンター 専務取締役/営業本部長

1975年千葉県生まれ、明治大学卒業。保険関連会社勤務を経て、2008年1月に日本M&Aセンター入社。 2010年4月、日本M&Aセンターの札幌営業所開設にともない、札幌営業所長に就任。 以後、東京本社事業法人部長、営業所長、執行役員・福岡支店長、中四国営業所長、執行役員金融法人部統括部長、 上席執行役員・金融法人部統括部長兼大阪支社長、常務執行役員 副営業本部長を経て、2022年10月常務執行役員 営業本部長 に就任。2024年4月より現職。

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