
島津製作所、チェコの電子顕微鏡販売企業を買収
株式会社島津製作所(7701)は、Tescan Group a.s.(チェコ、以下:Tescan社)の全株式を間接的に保有する特別目的会社であるGlass HoldCo s.r.o.(チェコ)の全株式を取得し、同社を完全子会社化することについて決定し、Tescan社の実質的な株主であるカーライルとの間で最終合意に至った。
島津製作所は、分析計測機器の大手。分析計測機器・医用画像診断機器・真空機器/産業機械/海洋関連機器等の開発・製造を行っている。
Tescan社は、欧州を本拠とする電子顕微鏡のパイオニアで、マテリアルサイエンス、半導体、ライフサイエンスの領域において、欧米・アジア地域等世界80ヵ国で累計4,000台以上の販売実績がある。
背景・目的
島津製作所は、Tescan社と2024年7月に業務提携契約を締結して以降、ビジネスパートナーとしての関係を構築し、島津製作所の分析計測製品のラインアップにTescan社の製品を加える形で協業してきた。
2025年2月には、両社の共同ブランドの第一弾として「SUPERSCAN SS-4000」2機種の日本国内での販売を開始し、日本語対応のソフトウェアやマニュアルを整備して、据え付けから点検・修理などアフターサービスまでの付加価値の高いソリューションを様々な研究機関向けに提供できるように取り組んでいる。
本件M&Aにより、両社の関係を強化することで、世界市場に対して「表面観察分析」と「成分分析」、「物性分析」から得られるデータを組み合わせたトータルソリューションの提供を加速し、中長期的な企業価値の向上を図る。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | 0株(議決権所有割合:0%) |
| 取得株式数 | 全株式 |
| 株式取得価額 | 約678百万米ドル(約1,058億円) ※別途アドバイザリー費用等で約11.6百万米ドル(概算額、約18億円)を予定 ※1米ドル=156円として換算 |
| 異動後の所有株式数 | 全株式(議決権所有割合:100%) |
日程
株式譲渡実行日:2026年前半(予定)







