
日本生命、医療データ分析のMDVの完全子会社化に向けTOB実施へ
日本生命保険相互会社(大阪府大阪市、以下:日本生命)は、メディカル・データ・ビジョン株式会社(3902、以下:MDV)の株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。
MDVは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、MDV株式は上場廃止となる見通し。
日本生命は、生命保険業を営んでいる。
MDVは、医療データネットワーク事業を行っており、病院を中心とした医療機関ネットワークやDPCデータを中心とする5,000万件超のヘルスデータを保有し、ヘルスデータの分析・利活用サービスを展開している。
背景・目的
日本生命は、MDVを完全子会社とすることで、ヘルスデータ、ヘルスデータ分析体制等を日本生命グループの新たな事業基盤を確立し、ヘルスケアと保険事業双方を高度化することを目指す。
また、AIやデジタル技術と組み合わせることで、予防医療・健康支援サービス等の新たな顧客提供価値の創出に取り組む。
買付予定の株券等の数
| 株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
|---|---|---|---|
| 普通株式 | 23,860,164(株) | 11,674,800(株) | -(株) |
買付け等の価格
①普通株式1株につき、1,693円
②第4回新株予約権1個につき、1円
③第5回新株予約権1個につき、1円
買付け等の期間
2025年12月16日(火曜日)から2026年2月3日(火曜日)まで(30営業日)








