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ノバレーゼとエスクリ、2026年4月に合併へ

更新日:

株式会社ノバレーゼ(9160)及び株式会社エスクリ(2196)は、両社の経営を両社対等で統合することを決定した。ノバレーゼを存続会社、エスクリを消滅会社とする吸収分割方式。

なお、本合併の効力発生日(2026年4月1日予定)に先立ち、エスクリの普通株式は、株式会社東京証券取引所において、2026年3月30日付で上場廃止(最終売買日は2026年3月27日)となる予定。

ノバレーゼは、挙式・披露宴の企画立案・運営、婚礼衣裳のレンタル・販売並びに婚礼飲食及び宴会・一般飲食(ランチ・ディナー)の提供を行うブライダル事業及びレストラン特化型事業を主な事業として展開している。

エスクリは、ブライダル関連事業及び建築不動産関連事業を展開している。

背景・目的

日本のブライダル市場は、少子化・婚姻件数の減少等により、長期的な縮小傾向が続いている。また、労働力不足に伴い採用市場の競争が激化すると予測されている。

このような環境下である一方で、ブライダル市場には一定のシェアを持つプレイヤーが不在であり、両社が統合することでシェアを獲得し、拡大を図る。

両社の親会社(※)である株式会社ティーケーピー(3479)グループのもと、まずは両社の統合を出発点として、業界再編局面を主導し得る経営基盤を確立することを目的として、本合併契約を締結するに至った。

本経営統合により、国内最大級のブライダルグループが誕生する予定。

それぞれが得意とする事業領域のメリットを活かし、「式場ネットワークの拡大」「スケールメリットを活かしたコスト削減」「人材・ノウハウの相互補完、採用強化」「ブライダル事業における内製化の拡大」に取り組むことで、経営統合を実施することによるシナジーの最大化を目指す。

※ティーケーピーは、2025年11月14日付で、その所有するエスクリA種種類株式3,000株のうち2,000株について、エスクリA種種類株式に付された普通株式を対価とする取得請求権を行使することにより、エスクリの普通株式9,969,852株の交付を受けた結果、その所有するエスクリの普通株式の数が合計12,619,852株(総株主の議決権の数に対する割合:53.76%)となり、エスクリの親会社に該当することになった。

本経営統合に係る割当ての内容

当該組織再編に係る割当比率
 ノバレーゼ(存続会社):1、エスクリ(消滅会社):0.558

本合併により交付するノバレーゼの株式数:普通株式13,100,884株(予定)

日程

合併契約締結日(両社):2025年11月14日
最終売買日(エスクリ):2026年3月27日(予定)
上場廃止日(エスクリ):2026年3月30日(予定)
本合併の効力発生日:2026年4月1日(予定)

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