
ID&Eホールディングス傘下の日本工営エナジーソリューションズ、ベルギーのエンジニアリング企業の子会社2社の株式を取得
ID&Eホールディングス株式会社(東京都千代田区)傘下の日本工営エナジーソリューションズ株式会社(東京都千代田区)は、Tractebel Engineering S.A.(ベルギー)の子会社であるTractebel Engineering Co., Ltd(タイ)およびPT Tractebel Engineering Indonesia(インドネシア)(以下総称して、タイおよびインドネシア子会社)の株式を取得した。
また、社名をそれぞれNippon Koei Energy Thailand Co., Ltd. およびPT Nippon Koei Energy Indonesiaに変更することを発表した。
日本工営エナジーソリューションズは、エネルギー事業(電力機器、制御装置などの製造・販売ならびに機電・通信施設などの計画・設計、工事、工事監理ならびに分散型エネルギーリソースを活用したエネルギーマネジメント)を行っている。
Tractebel Engineering S.A.は、グローバルエンジニアリング企業。世界各国でエネルギーに関するコンサルティングサービスの豊富な実績がある。
タイおよびインドネシア子会社は、東南アジア地域において再生可能エネルギーや水力発電、ガス、送配電プロジェクトの調査・設計・監理を行っている。
背景・目的
脱炭素社会への移行は世界的な潮流であり、東南アジアにおける再生可能エネルギーや送配電インフラ整備、水力発電事業は今後の成長市場として注目されている。
日本工営エナジーソリューションズは、2017年より欧州において蓄電池事業およびアグリゲーション事業を展開しており、欧州事業の知見を日本・アジアに展開することによるエネルギー事業の拡大を目指し、特に東南アジア地域での運営体制強化に取り組んできた。
本件M&Aを通じて、東南アジア戦略を加速させるため、同地域に根差した事業拠点と経験豊富な技術の獲得を目的に、本株式取得の決定に至った。







