会社売却先シミュレーション

雪印メグミルク、運送子会社のグリーンサービスを全農物流へ譲渡

更新日:

雪印メグミルク株式会社(2270)は、子会社であるグリーンサービス株式会社(東京都八王子市)について、雪印メグミルクが保有する全株式を全農物流株式会社(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。

グリーンサービスは、自動車運送取扱業、貨物自動車運送取扱業、倉庫業、自動販売機事業を行っている。

全農物流は、全農グループの物流専門企業として、全国で生産されている米穀や青果物、生乳、卵、肉などの農畜産物のほか、家畜の飼料、生産現場で使用する肥料や農薬、農業機械の部品まで、農業に関するあらゆる物流を扱っている。

目的

全農物流へ株式譲渡することで、グリーンサービスがさらなる成長を実現し、事業の発展を追求することが最善と判断し、本決定に至った。

株式の状況

異動前の所有株式数 210株 (議決権の数:210個)(所有割合:70%)
譲渡株式数 210株 (議決権の数:210個)
譲渡価格 非公表
異動後の所有株式数 0株 (議決権の数:0個)(所有割合:0.0%)

日程

株式譲渡契約締結日:2025年10月24日
株式譲渡実行日:2025年10月31日

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

雪印メグミルクに関連するM&Aニュース

雪印メグミルク、牧場運営子会社のロイヤルファームを神内ファーム二十一に譲渡

雪印メグミルク株式会社(2270)の連結子会社である雪印種苗株式会社(北海道札幌市)は、雪印メグミルクの連結子会社である株式会社ロイヤルファーム(青森県十和田市)の全株式を、神内ファーム二十一株式会社(北海道樺戸郡)に譲渡することを決定した。なお、本株式譲渡に伴い、ロイヤルファーム及びその子会社である株式会社RF青森牧場(青森県十和田市)・株式会社RFペンケル牧場(北海道二海郡)の3社は、雪印メグ

雪印メグミルク、チーズ加工のヨシダコーポレーションを子会社化

雪印メグミルク株式会社(2270)は、株式会社ヨシダコーポレーション(愛知県愛西市)の発行済株式の51%を取得し、子会社化すると発表した。雪印メグミルクは、牛乳、乳製品及び食品の製造・販売等を行っている。ヨシダコーポレーションは、ナチュラルチーズおよびプロセスチーズの製造・加工を行っている。株式取得の目的チーズ加工に強みを持つヨシダコーポレーションを戦略パートナーとして、雪印メグミルクは「プラント

雪印メグミルク(2270)、豪州のチーズ製造会社を買収

雪印メグミルク(2270)グループは、豪州のUdderDelightsGroupPtyLtd社の新設会社であり同社のチーズ製造販売事業を承継したUdderDelightsAustralia社(南オーストラリア州、UDA社)の株式90%を取得した。取得価額は1,239百万円。90%株式のうち、45%を雪印メグミルクが、残り45%を雪印メグミルク連結子会社である雪印オーストラリア有限会社が取得した。雪

雪印メグミルク(2270)、千趣会(8165)と資本業務提携

雪印メグミルク株式会社(2270)と株式会社千趣会(8165)は、千趣会100%子会社である株式会社主婦の友ダイレクト(東京都千代田区)へ雪印メグミルクが資本参加することについて合意した。雪印メグミルクは、主婦の友ダイレクトの第三者割当増資を引き受け、議決権比率を33.4%とする。主婦の友ダイレクトは社名を「株式会社ベルネージュダイレクト」に変更する予定。雪印メグミルクは、「毎日骨ケアMBPⓇ」な

雪印メグミルク<2270>、協同乳業とグループ間で資本・業務提携へ

雪印メグミルク株式会社は、協同乳業株式会社と資本・業務提携を実施することについて基本合意書を締結した。雪印メグミルクは協同乳業の普通株式発行済株式総数の20%を、平成24年度中を目処に取得する。雪印メグミルクグループと協同乳業グループは、既存の枠組みを超えた協力体制を構築し、共にコスト競争力のある強い乳業会社を目指す。

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード