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燦ホールディングスとこころネット、経営統合へ

更新日:

燦ホールディングス株式会社(9628)及びこころネット株式会社(6060)は、 株式交換による経営統合を決定し、株式交換契約を締結した。
燦ホールディングスを株式交換完全親会社、こころネットを株式交換完全子会社とする株式交換方式。

本株式交換の実行により、その効力発生日をもって、こころネットは燦ホールディングスの子会社となる。
なお、こころネットの資本金の額は、燦ホールディングスの資本金の額の100分の10以上に相当するため、こころネットは燦ホールディングスの特定子会社に該当することとなる。

また、本株式交換の効力発生日(2026年2月1日予定)に先立ち、こころネットの普通株式は、東京証券取引所スタンダード市場において、2026年1月29日付で上場廃止(最終売買日は2026年1月28日)となる予定。

燦ホールディングスグループは、葬儀請負とこれに付随する商品・サービスを提供する葬儀事業を主な事業として展開している。

こころネットグループは、葬儀施行及び葬祭に係る商品・サービスの提供(葬祭事業)、墓石・石材加工商品等の卸売・小売(石材事業)、婚礼施行及び婚礼に係る商品・サービスの提供(婚礼事業)、生花・生花商品等の卸売(生花事業)、冠婚葬祭互助会の運営(互助会事業)等の幅広い事業を展開している。

背景・目的

両社は、それぞれにおける事業環境の課題に取り組み、業績の拡大、企業価値の向上を目指すだけでなく、事業の継続的な成長や発展の加速化を実現すべく、その手段の一つとしてM&Aや他事業者との提携を検討してきた。

その結果、両社が本格的に協業を行うことで、出店地域の相互補完や、葬儀事業だけでなく葬儀事業以外の周辺事業におけるシナジーが創出できるとの認識に至った。

2025年6月より重ねてきた両社間での協議・交渉を通じ、後述するシナジー効果を最大限発揮するためには、本株式交換の実施により、燦ホールディングスとこころネットが経営統合することで、より機動的かつ効率的な連携を実現させることが重要であるとの判断に至った。

両社は、「上場企業として投資家の期待に応える利益成長」と、「葬儀事業に本来求められるべき社会福祉の側面から質の高いサービス追求」の両立を目指しており、企業理念の親和性が高い両社が本経営統合によって期待できると考えるシナジーは以下のとおりとなる。

  • 出店地域の相互補完
  • 葬儀事業の拡大
  • 事業運営の効率化

本株式交換に係る割当ての内容

本株式交換に係る割当比率
 燦ホールディングス(株式交換完全親会社):1、こころネット(株式交換完全子会社):0.90

本株式交換により交付する株式数:燦ホールディングスの普通株式 3,136,639株(予定)

異動前後における所有株式数及び議決権の所有割合

所有株式数 議決権の所有割合
異動前
異動後 3,485,155 100.0

日程

株式交換契約締結日(両社):2025年10月23日
最終売買日(こころネット):2026年1月28日(予定)
上場廃止日(こころネット):2026年1月29日(予定)
本株式交換の実施予定日(効力発生日):2026年2月1日(予定)
子会社(特定子会社)異動予定日:2026年2月1日(本株式交換の効力発生日)

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