
サイバーリンクス、AIチャットボット開発のイクシーズラボを買収
株式会社サイバーリンクス(3683)は、株式会社ユニバーサルエンターテインメント(6425)の完全子会社(非連結子会社)である株式会社イクシーズラボ(東京都江東区)の全株式を取得し、完全子会社とすることを決定した。
併せて、サイバーリンクスの完全子会社である株式会社シナジー(沖縄県宜野湾市)とイクシーズラボの合併も発表した。シナジーを存続会社とし、イクシーズラボを消滅会社とする吸収合併方式で、イクシーズラボは解散する。
サイバーリンクスは、流通クラウド事業、官公庁クラウド事業、トラスト事業、モバイルネットワーク事業を行っている。
イクシーズラボは、独自開発したAI会話プラットフォーム「CAIWA」をベースとしたチャットボットなどの製品を提供する事業およびAIに関する各種技術の応用研究を展開している。
シナジーは、文書管理システム等の自治体向けシステムの販売、設計、開発、導入支援、アウトソーシングを行っている。
背景・目的
サイバーリンクスグループは、AI技術の活用による業務効率化と顧客満足度向上を重要な成長戦略と位置付けている。
「官公庁クラウド事業」においては、自治体向け文書管理システム「ActiveCity」にAIによる高度な検索機能を導入することが急務と考えている。
イクシーズラボは、自然言語処理に基づく高度な対話機能を有するAI技術を有しており、このAI技術と、「ActiveCity」とのかけあわせにより、文書検索の効率化や、自治体職員の業務効率化、住民サービスの質の向上につなげる。
また、ユニバーサルエンターテインメントは、2025年3月より新経営体制を発足させグループ経営の構造改革に着手しており、経営資源の選択と集中による成長性と収益性の改善に取り組んでいる。このような状況下において、さらなる成長が期待できる譲渡先を検討した結果、本株式譲渡の決定に至った。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | ―株 (持株比率: ─ %) |
| 取得株式数 | 100株 (持株比率:100.00%) |
| 異動後の所有株式数 | 100株 (持株比率:100.00%) |
| 取得価額 | 5百万円 |
※上記のほかアドバイザリー費用等(概算額)27百万円を予定している。
日程
株式取得予定日:2025年11月28日
合併の効力発生日:2025年12月1日(予定)








