会社売却先シミュレーション

兼松エレクトロニクス、ITインフラに関わるコンサルティング展開のルートリフを買収

更新日:

兼松エレクトロニクス株式会社(東京都中央区)は、10月1日付で、ルートリフ株式会社(東京都千代田区)の全株式を取得し、連結子会社化することを決定した。

兼松エレクトロニクスは、IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングとITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、保守および開発・製造、労働者派遣事業を行っている。

ルートリフは、ITインフラに関わるコンサルティング・設計構築・トレーニングを行っている。

目的

兼松エレクトロニクス(KEL)グループは、中期経営計画において、「資本・業務提携を含むアライアンスによる付加価値の協創と新規事業領域の開拓」を重点施策の一つに掲げている。

本件M&Aを通じて、両社の強みを活かした事業拡大や大規模案件の獲得に繋げる。

世界的にも難関と称される「CCIE」や「CCDE」の取得を実現した実績のある育成ノウハウを、兼松エレクトロニクスのエンジニアにも展開することで、付加価値の高い人財育成を行い、グループの企業価値向上を図る。

電気・機械専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

兼松エレクトロニクスに関連するM&Aニュース

兼松、連結子会社2社をTOB、完全子会社化へ

兼松株式会社(8020)は、連結子会社である兼松エレクトロニクス株式会社(8096)と兼松サステック株式会社(7961)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。本件は、兼松エレクトロニクスおよび兼松サステックの完全子会社化を目的としている。兼松は、電子・デバイス、食料、鉄鋼・素材・プラント、車両・航空を中心とした事業領域で、様々な商品の取扱いやサービスを提供する総合商社。兼

兼松エレクトロニクス、システムインテグレーション事業を行う日本アクセスを子会社化

兼松エレクトロニクス株式会社(8096)は、日本アクセス株式会社(大阪府大阪市)の株式を取得し、連結子会社化した。兼松エレクトロニクスは、企業の情報システムに関する設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティング、ITシステム製品・ソフトウェアの販売を行っている。日本アクセスは、システムインテグレーション事業やインフラ構築、およびシステムサポートに伴う業務請負、システム受託開発を行っている。

兼松エレクトロニクス(8096)、ビジネスブレイン太田昭和(9658)連結子会社とセキュリティ事業について資本業務提携

兼松エレクトロニクス(8096)は、ビジネスブレイン太田昭和(9658)の連結子会社であるグローバルセキュリティエキスパート株式会社(東京都港区、GSX)との間で、セキュリティ事業に関する資本業務提携を行うことを決定した。兼松エレクトロニクスはGSXの発行済株式総数の10%をビジネスブレイン太田昭和より取得する。取得価額は36百万円。兼松エレクトロニクスは、企業の情報システムに関する設計・構築、運

サイバーリンクス(3683)、兼松エレクトロニクス(8096)の連結子会社クラウドランドを完全子会社化

サイバーリンクス(3683)は、兼松エレクトロニクス(8096)の連結子会社であるクラウドランド株式会社(東京都中央区)の保有株式全て(議決権所有割合66.0%)を取得することを決定した。クラウドランドは、サイバーリンクスの関連会社から完全子会社となる。取得価額は66百万円。クラウドランドは、中堅規模の流通小売業をターゲットとしたクラウド型EDIサービス「Rexmart」を展開している。クラウドラ

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

M&A全般
個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

経営者の高齢化や後継者不足といった社会背景を受け、近年では中小企業の事業承継が深刻な課題となっています。その中で注目されている個人でのM&Aは、従来の起業と比較して、初期投資や事業リスクを抑えて独立を実現できる点が特徴です。一方で、契約関係のリスクや従業員・取引先との関係構築といった課題も伴うため、適切な知識とサポートが求められます。本記事では、個人M&Aが注目される背景から、具体的なメリット・デ

M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&A全般
M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&Aは、企業成長や事業承継の有効な手段として注目されていますが、買い手・売り手それぞれにメリットとデメリットがあります。本記事では、M&Aの買い手・売り手双方の視点から、そのメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、成功のためのポイントをご紹介します。さらに、M&Aが従業員や取引先、地域社会に与える影響と適切な対策についても触れ、M&Aを検討している経営者の方々が失敗を避けるための実践的な情

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード