会社売却先シミュレーション

ミロク情報サービス、クラウドERP開発のシンガポールSynergix Technologiesを子会社化

更新日:

株式会社ミロク情報サービス(9928)は、Synergix Technologies Pte Ltd.(シンガポール、以下:Synergix社)の株式を取得し、子会社化することを決定した。

ミロク情報サービスは、財務・会計システムをはじめとする多彩なERP製品および経営情報サービスを開発・販売している。

Synergix社は、クラウドベースERPベンダー事業(自社開発ERP製品「Synergix ERP Software」ライセンス販売、コンサルティングおよび顧客向けトレーニング等)を展開している。

目的

ミロク情報サービスは、成長戦略の一つとして海外展開と、M&Aによる事業拡大を掲げている。

本件M&Aにより、シンガポール国内での経営基盤強化、ERP事業拡大やASEAN地域への市場開発、共同開発や人材・技術交流によるグローバル経営力の強化を図り、本格的なグローバル展開を加速させる。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%)
取得株式数 313,571株(議決権の数:313,571個)
取得価額 Synergix社の普通株式 23,660kSGD (2,721百万円)
異動後の所有株式数 313,571株(議決権の数:313,571個)(議決権所有割合:70.0%)

日程

株式譲渡実行日:2025年10月中旬(予定)

自社パッケージソフト開発業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ミロク情報サービスに関連するM&Aニュース

ミロク情報サービス、子会社のMJS Finance & Technologyを合併へ

株式会社ミロク情報サービス(9928)は、完全子会社である株式会社MJSFinance&Technology(東京都新宿区、以下:MFT)を吸収合併すること、また、本合併にあたり、ミロク情報サービスがMFTに対して有する債権を放棄することを併せて決定した。ミロク情報サービスを存続会社とする吸収合併方式で、MFTは解散する。ミロク情報サービスは、ソフトウェア関連事業を行っている。MFTは、フィンテッ

ミロク情報サービス、会社分割により完全子会社MFTのSPALO事業を承継へ

株式会社ミロク情報サービス(9928)は、2023年7月1日(予定)を効力発生日として、連結子会社である株式会社MJSFinance&Technology(東京都新宿区、以下MFT)の営むSPALO事業を吸収分割により、ミロク情報サービスに承継する吸収分割契約の締結を決定した。本吸収分割は、MFTを分割会社とし、ミロク情報サービスを承継会社とする吸収分割方式。ミロク情報サービスは、税理士・公認会計

フーバーブレイン、アド・トップの株式取得、子会社化へ

株式会社フーバーブレイン(3927)は、株式会社ミロク情報サービス(9928)から、同社の連結子会社である株式会社アド・トップ(東京都渋谷区)の発行済株式の一部(議決権所有割合99.1%)を取得し、連結子会社とすることを決定した。フーバーブレインは、サイバーセキュリティソリューションの提供、テレワーク環境の構築、生産性およびクオリティオブライフの向上支援を行っている。アド・トップは、採用コンサルテ

ミロク情報サービス、クラウド顧客管理のBizMagicを子会社化へ

株式会社ミロク情報サービス(9928、MJS)は、株式会社BizMagic(東京都渋谷区)を子会社化することを決定した。MJSは、財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売している。全国31拠点におよぶ営業基盤を持つ。BizMagicは、顧客管理・営業支援システム「BizMagic」の開発・販売および支援サービスを行っている。「BizMagic」は、顧客の企業情報や名刺情報、訪問日時や問

ミロク情報サービス、リーガルテック企業のリセと資本業務提携

株式会社ミロク情報サービス(9928、MJS)は、リーガルテック企業である株式会社リセ(東京都渋谷区)と資本業務提携することを決定した。MJSは、税理士・公認会計士事務所およびその顧問先企業向けの業務用アプリケーションソフトの開発・販売、汎用サーバー・パソコンの販売、サプライ用品の販売並びに保守サービスの提供、経営情報サービス、育成・研修サービス、コンサルティングサービス等の提供を行っている。リセ

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A

国内外のM&Aに精通する専門家が、国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンHDの海外M&A事例について解説します。(本記事の情報は2022年時点のものです)キリンHD、MyanmarBreweryの全株式譲渡、ミャンマー事業から撤退へ(2022年06月30日)2011年の民政化をうけ、長年にわたる経済制裁が緩和されたミャンマー。「アジア最後のフロンティア」として注目を集めていたこの

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード