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ブリヂストン、メキシコのグループ会社MXCBを米Cabot Corporationへ譲渡

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株式会社ブリヂストン(5108)は、グループ会社であるMexico Carbon Manufacturing S.A. de C.V.(メキシコ、以下:MXCB)を、Cabot Corporation(米国マサチューセッツ州、以下:キャボット)へ譲渡する契約を締結した。

ブリヂストンは、タイヤを主力製品とするゴム製品メーカー。プレミアムタイヤ事業、ソリューション事業、化工品・多角化事業、探索事業を行っている。

MXCBは、カーボンブラックの製造・販売を行っている。

キャボットは、世界中に拠点を持ち、カーボンブラックをグローバルに供給するリーディングカンパニー。

背景・目的

ブリヂストンは、プレミアムタイヤ事業においては、「断トツ商品」の強化を中核に、材料・タイヤ開発から原材料調達、生産、物流、販売までのバリューチェーン全体において生産性および創造性の向上を追求しており、MXCBの事業譲渡は、この取り組みの一環。

キャボットとブリヂストンは、1950年代より長期に渡って、高品質で安定的なカーボンブラックの供給などを通じ、グローバルパートナーとして信頼関係を構築してきた。

今回の譲渡により、キャボットの供給体制や、カーボンブラックに関する技術・幅広い知見をさらに活用し、事業環境の変化に対応しながら、中長期的な競争力の強化を図る。

また、持続可能なサプライチェーンの構築を推進し、社会価値および顧客価値の向上を目指す。

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