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東京ガス、浮体式LNG基地の所有・運営会社であるフィリピンのエフジェンLNG社株式20%取得

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東京ガス株式会社(9531)は、エフジェン エルエヌジー コーポレーション(フィリピン、以下:エフジェンLNG社)の株式20%を取得し、同社の株主になったことを発表した。

東京ガスは、都市ガス事業の最大手。首都圏中心に都市ガスの製造・供給および販売を手掛けている。

エフジェンLNG社は、液化天然ガス(LNG)の受け入れ、貯蔵、再ガス化のためのターミナル事業を行っている。

背景・目的

東京ガスは、これまでエフジェンLNG社の親会社であるファースト ジェン コーポレーション(フィリピン、ファーストジェン社)と2018年12月に共同開発契約、2020年10月に相互協力契約を締結し、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備を搭載した船)を活用した本基地の開発および建設を進めてきた。

東京ガスは、長年にわたり日本国内で培ってきたLNG基地の最適運用ノウハウを、本基地の運営およびメンテナンスに活用していく。

フィリピンでは、経済成長と人口の増加による電力需要の拡大が見込まれているため、同国エネルギー省は安定的な電力の供給と低炭素社会の実現に貢献出来るLNGをトランジション燃料と位置づけ、その導入量を増加する方針を掲げている。

本基地への事業参画を足がかりに、フィリピンにおける天然ガス利用の普及拡大やLNGバリューチェーン構築を目指す。

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