会社売却先シミュレーション

ポールトゥウィンHDの米国子会社のPTW America、米国Ghostpunch Gamesからゲーム開発アウトソーシングサービス事業を譲受け

更新日:

ポールトゥウィンホールディングス株式会社(3657、以下「ポールトゥウィンHD」)の連結子会社であるPTW America, Inc.(米国カリフォルニア州、以下「PTW America」)は、Ghostpunch Games, LLC(米国フロリダ州、以下「Ghostpunch」)より、同社が提供するゲーム開発に関わるアウトソーシングサービス事業を譲り受けることを決定した。

PTW Americaは、ポールトゥウィンHDグループの海外ソリューション業務を担う在外子会社の一つ。音声収録、プレイヤーサポートを行っている。

Ghostpunchは、ゲーム開発に関わるアウトソーシングサービスを行っている。

目的

ポールトゥウィンHDグループは、品質コンサルティング、ゲームデバッグ、ソフトウェア第三者検証、環境構築・移行サポート、モニタリング、カスタマーサポート、不正対策、BPR サポート等を提供するサービス・ライフサイクルソリューション事業を行っている。同事業は、国内ソリューション、海外ソリューション、メディア・コンテンツの3つの業務に区分している。

海外ソリューション業務に、Ghostpunchのゲーム開発アウトソーシングサービスを加えることで、従来のゲーム開発に付随するサービスの他、ゲーム開発そのもののアウトソーシングサービスの提供が可能となり、ワンストップで顧客企業の要望に対応可能な体制を築いていく。

また、Ghostpunchの顧客に対してポールトゥウィンHDグループが行っているローカライズやQAデバッグ、ユーザーサポートサービスの提供も行い、相互送客による売上の向上を図る。

譲受する事業

Ghostpunchが提供するゲーム開発に関わるアウトソーシングサービス事業

日程

取締役会決定日:2024年8月26日

契約締結日  :2024年9月1日(予定)

事業譲受期日 :2024年9月1日(予定)

※日付はいずれも米国現地時間。

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ポールトゥウィンホールディングスに関連するM&Aニュース

ポールトゥウィンHD、連結子会社のHIKEを売却

ポールトゥウィンホールディングス株式会社(3657)は、連結子会社(特定子会社)である株式会HIKE(東京都新宿区、以下:対象会社)の全株式及び同社に対する全貸付債権を、対象会社の創業者かつ現代表取締役三上政高氏らが設立する株式会社HIKEHoldings(東京都新宿区)へ譲渡することに関する株式譲渡契約及び債権譲渡契約を締結することを決定した。なお、本件株式及び貸付債権譲渡に伴い、対象会社の子会

ポールトゥウィンHD、連結子会社間の吸収合併を発表

ポールトゥウィンホールディングス株式会社(3657)は、連結子会社である株式会社MSDホールディングス(東京都千代田区)及び同じく連結子会社である株式会社MIRAItServiceDesign(東京都千代田区)が吸収合併することを発表した。MIRAItServiceDesignを存続会社とする吸収合併方式で、MSDホールディングスは解散する。MSDホールディングスは、中間持株会社として子会社の管理

ポールトゥウィンHDの子会社HIKE、合同会社DMM.comからステージ事業を承継

ポールトゥウィンホールディングス株式会社(3657、以下「ポールトゥウィンHD」)の連結子会社である株式会社HIKE(東京都新宿区)は、合同会社DMM.com(東京都港区)のステージ事業を会社分割(簡易吸収分割)により承継することを決定した。HIKEは、ポールトゥウィンHDグループのメディア・コンテンツ業務を担う中核事業会社で、アニメーション、ゲーム、音楽など、様々なコンテンツの企画・制作、グッズ

ポールトゥウィンHD子会社のHIKE、PTWジャパンからデルファイサウンド事業を譲受け

ポールトゥウィンホールディングス株式会社(3657、以下「ポールトゥウィンHD」)連結子会社であるPTWジャパン株式会社(東京都豊島区)及び株式会社HIKE(東京都新宿区)は、それぞれ2024年5月21日開催の取締役決定及び取締役会において、PTWジャパンは同社のデルファイサウンド事業部において行うレコーディングスタジオ運営及び音響制作事業(以下「デルファイサウンド事業」)をHIKEへ譲渡すること

ポールトゥウィンHD傘下のHIKE、3DCGアニメーション制作のしいたけデジタルを子会社化へ

ポールトゥウィンホールディングス株式会社(3657)の連結子会社である株式会社HIKE(東京都新宿区)は、株式会社しいたけデジタル(東京都渋谷区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。ポールトゥウィンホールディングスは、ゲームソフトやハードウェアの不具合検出、コンテンツの有害情報や不正利用の検出を行っている。HIKEは、ポールトゥウィンホールディングスグループのメディア・コンテンツ業務を担う

この記事に関連するタグ

「事業譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。ct

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード