M&Aニュース

旭化成、水素製造AEM方式の膜を手掛けるカナダ・Ionomr社に出資参画

更新日:

旭化成株式会社(3407)は、カナダIonomr Innovations Inc.(カナダ・バンクーバー市、以下「Ionomr社」)への出資参画を決定した。

旭化成は、総合化学企業。繊維、住宅、化学品、建材、医療、電子部材などを扱う。

Ionomr社は、2018年に創業したカナダのスタートアップ。アニオン交換型の水電解装置用の膜(Anion-Exchange Membranes、以下「AEM」)を開発する。

Ionomr社が手掛けるアニオン交換型は、再生可能エネルギーを利用する際に特に求められる負荷変動対応で優れる他、希少金属を使わないことからコスト面でのポテンシャルが期待されている。

旭化成は出資を通じ、研究開発面でのIonomr社とのコラボレーションを進め、AEMに関する知見を蓄えるとともに、旭化成が保有する知見・技術を活用し、Ionomr社の膜の性能向上も支援する。

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

旭化成に関連するM&Aニュース

旭化成、裏地用途向けベンベルグ生地製品製造・販売事業を旭化成アドバンスに承継

旭化成株式会社(3407)は2024年3月6日、取締役会において、裏地用途向けのベンベルグ生地製品の製造、販売に関する事業を吸収分割の方法により、2024年10月1日(予定)を効力発生日として、100%子会社である旭化成アドバンス株式会社(東京都港区)に承継させることを決議した。旭化成は、総合化学事業を展開する。旭化成アドバンスは、繊維製品・化学品・樹脂製品・建材製品の製造・販売を行う。【本吸収分

旭化成ホームズ、中央ビルト工業をTOBで子会社化

旭化成株式会社(3407)の完全子会社である旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は、2023年12月14日開催の取締役会において、完全子会社とするために中央ビルト工業株式会社(1971)の普通株式を公開買付けにより取得することを決議した。旭化成ホームズは、旭化成において住宅事業を本格的に立ち上げたのを契機に、1972年11月に旭化成(当時の商号は旭化成工業株式会社)の完全子会社の住宅専業会社と

旭化成、完全子会社である旭化成パックスの事業譲渡について発表

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成パックス株式会社(東京都千代田区)に関して、容器事業の事業譲渡の完了、フィルム事業の譲渡契約の締結、会社清算の決定を発表した。(1)容器事業の事業譲渡の完了2023年10月1日付で、本容器事業をアァルピィ東プラ株式会社(大阪府吹田市)に譲渡し、同日付で、旭化成パックスの本社を移転。また、本容器事業に係る小野工場(兵庫県小野市)も2023年9月末に

旭化成ホームズ、オーストラリアで戸建住宅の建設・販売を行うArden社を買収

旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は、子会社NXTBuildingGroupPtyLtd(オーストラリア、以下NXT社)を通じ、ArdenHomesPtyLtd(オーストラリアビクトリア州、以下Arden社)の全株式を取得した。旭化成ホームズは、旭化成株式会社(3407)のグループ会社で、住宅関連の事業を行っている。Arden社は、ビクトリア州で戸建住宅の建設・販売を行っている。ビクトリア州

旭化成と三井化学、スパンボンド不織布関連事業を共同新設分割による新設会社へ承継

旭化成株式会社(3407)と三井化学株式会社(4183)は、スパンボンド不織布関連製品の開発、製造、販売に関する事業を、共同新設分割により新設会社であるエム・エーライフマテリアルズ株式会社(東京都中央区)へ承継する。旭化成は、総合化学企業。繊維、住宅、化学品、建材、医療、電子部材などを扱っている。三井化学は、グローバルに事業を展開している日本の化学メーカー。ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業で

この記事に関連するタグ

「パートナー戦略」に関連するコラム

事業戦略とは?策定に活用できるフレームワーク、成功に導くポイントを解説

経営・ビジネス
事業戦略とは?策定に活用できるフレームワーク、成功に導くポイントを解説

企業経営は、いくつかの戦略に基づき進められます。その中でも特に重要な事業戦略は、経営戦略を踏まえて、事業ごとに策定する必要があります。本記事では、事業戦略を立てるためのフレームワークや効果的な立て方、作成時のポイントなどについてわかりやすく解説します。日本M&Aセンターでは、事業ポートフォリオの総合分析と個別事業に関するカーブアウト分析の簡易版について、専門チームが無料でご提供を行います。詳しくは

パートナー戦略で進化した具体的事例2選

M&A全般
パートナー戦略で進化した具体的事例2選

新型コロナウィルスは、これまでだれも経験したことのない恐怖、いつ収束するのか、そして第二波がいつ起こるのかという不安を生みました。人と人の物理的な距離を保つ、密を避けた行動、これまでとは異なる生活様式への変化を求められました。このWithコロナ時代における生活様式の変化は、経済活動にも大きな変化をもたらしています。連載コラム「Withコロナ新時代を生きる危機に強い会社になるために」の第3回では、改

なぜパートナー戦略をとることで危機に強い会社になれるのか

M&A全般
なぜパートナー戦略をとることで危機に強い会社になれるのか

新型コロナウィルスは、これまでだれも経験したことのない恐怖、いつ収束するのか、そして第二波がいつ起こるのかという不安を生みました。人と人の物理的な距離を保つ、密を避けた行動、これまでとは異なる生活様式への変化を求められました。このWithコロナ時代における生活様式の変化は、経済活動にも大きな変化をもたらしています。▼Withコロナ新時代におけるすべての企業・経営者が取るべき戦略(1)「リスク分散」

Withコロナ新時代を生きるための4つの戦略とは

M&A全般
Withコロナ新時代を生きるための4つの戦略とは

新型コロナウィルスは、これまでだれも経験したことのない恐怖、いつ収束するのか、そして第2波がいつ起こるのかという不安を生みました。人と人の物理的な距離を保つ、密を避けた行動、これまでとは異なる生活様式への変化を求められました。このWithコロナ時代における生活様式の変化は、経済活動にも大きな変化をもたらしています。Withコロナ新時代において企業・経営者が取るべき戦略企業はこれまでのビジネスモデル

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年12月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード