会社売却先シミュレーション

SBテクノロジー、フォントワークスの保有株式をMonotypeに譲渡へ

更新日:

SBテクノロジー株式会社(4726)は、連結子会社であるフォントワークス株式会社(東京都港区)の保有株式を、Monotype株式会社(東京都千代田区)に譲渡すること、およびフォントワークスの事業に係る無形固定資産をMonotype Imaging Inc.(米国 マサチューセッツ州)に譲渡することを決定した。

これにより、フォントワークスはSBテクノロジーの連結子会社ではなくなる。

SBテクノロジーは、クラウドやセキュリティの技術力を軸に、コンサルティングやIT教育支援、AI・IoTなどによるソリューションの提供を行う。

フォントワークスは、デジタルフォント(書体)の企画・開発・販売およびソフトウェアの開発等を行う。

MonotypeおよびMonotype Imaging Inc.は、フォント、プリンタドライバ、カラーイメージング等の画像処理に係るソフトウェアの販売、輸出入、管理、保守、指導等を行う。

SBテクノロジーは、フォントワークスのさらなる成長とグローバル展開も含めた事業シナジーを追求できる環境として、Monotype米国本社およびMonotype日本法人の下での事業運営が双方にとって有益と判断し、本譲渡に合意した。

・今後の予定
譲渡実行日 2023年9月1日

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

SBテクノロジーに関連するM&Aニュース

ソフトバンク、子会社のSBテクノロジーへのTOBが成立

ソフトバンク株式会社(9434、以下「公開買付者」)は、2024年4月25日、SBテクノロジー株式会社(4726、以下「対象者」)の普通株式及び本新株予約権を金融商品取引法に基づくTOB(株式公開買い付け)による株式取得を2024年4月26日より実施していたが、2024年6月11日をもって終了した。本公開買付けに応募株券等の総数(7,180,978株)が買付予定数の下限(2,815,600株)以上

ソフトバンク、SBテクノロジーに4月26日よりTOB開始

ソフトバンク株式会社(9434、以下「公開買付者」)は、2024年4月25日、SBテクノロジー株式会社(4726、以下「対象者」)の普通株式及び本新株予約権を金融商品取引法に基づく公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ソフトバンクは、移動通信サービス・固定通信サービス・インターネット接続サービスの提供、携帯端末の販売を行う。SBテクノロジーは、顧客のDXを推進するため、クラウドやセキュ

SBテクノロジー、フォントプラスサービスをフォントワークスに承継

SBテクノロジー株式会社(4726)は、本日開催の取締役会において、効力発生日を2024年4月1日として、フォントプラスサービスを吸収分割により、フォントワークス株式会社(東京都港区)に承継させることを決議し、2024年1月31日付で吸収分割契約を締結した。SBテクノロジーは、ICTサービスを行う。フォンは、トワークスデジタルフォント(書体)の企画・開発・販売及びソフトウェアの開発、テクニカルサー

SBテクノロジー、クラウドワークス連結子会社である電緑の全株式取得、子会社化へ

SBテクノロジー株式会社(4726)は、株式会社クラウドワークス(3990、東京都渋谷区)が保有する株式会社電緑(東京都品川区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は、1,441百万円。SBテクノロジーは、ソフトバンク株式会社のIT支援及び、クラウドやセキュリティの技術力を強みに、建設業やグローバル製造業を中心とした法人、官公庁・自治体向けのプロジェクトを多数手がけている。クラウ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・連結・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

「株式譲渡・子会社・連結・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード