M&Aニュース

堀田丸正、ギフト事業を新聞・出版物取次のエヌエスアイに譲渡へ

更新日:

堀田丸正株式会社(8105)は、ギフト事業が持つ権利義務を新設分割により完全子会社として新設する株式会社ソフラン(予定)に承継させた上で、新会社の全株式を株式会社エヌエスアイ(新潟県新潟市)に譲渡する株式譲渡契約の締結を決定した。

堀田丸正を分割会社とし、ソフランを承継会社とする新設分割(簡易新設文節)方式。
新会社であるソフランは、本件新設分割に際して普通株式を発行し、そのすべてを堀田丸正に割当交付する。
分割する事業内容は、葬儀等の会葬品ギフト品卸売事業。

堀田丸正は、繊維の専門卸売商社。和装品、宝飾品、洋装品および意匠撚糸等の卸売販売を行っている。

ソフランは、寝具製品、室内装飾品、家具ならびに電気製品の加工・販売、日用品雑貨、食料品ならびに飲料水の販売等を行う予定。

エヌエスアイは、新聞・出版物取次事業、配送・商品管理事業、メディアラック・フリーペーパー流通事業、販売促進サポート事業、まちづくり・スポーツ事業を行っている。

堀田丸正は、成長分野への経営資源投下として、グループの収益を牽引するコア事業である意匠撚糸事業およびファッション事業への経営資源を集中するため、本件を決定した。

また、エヌエスアイが新潟県を中心に多角化経営を行い、東北地域にも一定の事業基盤を構築していることから、ギフト事業を譲渡することで、より一層地域に根付いた事業運営および拡大が図れると判断した。

・今後の予定
本件新会社設立日    2023年6月30日
本件新設分割契約締結日 2023年6月30日
本件新設分割実行予定日(効力発生日)2023年6月30日
本件株式譲渡実行予定日 2023年6月30日

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

堀田丸正に関連するM&Aニュース

きもの卸売の堀田丸正、和装小物卸売の子会社吉利を吸収合併へ

堀田丸正株式会社(8105)は、連結子会社である株式会社吉利(東京都中央区)を吸収合併することを決定した。堀田丸正を存続会社、吉利を消滅会社とする吸収合併方式。堀田丸正は、和装品、宝飾品、洋装品、寝装品及び意匠撚糸等の卸売販売を行っている。百貨店・専門店を中心にきものの卸売を展開している。吉利は、和装小物卸売販売を行っている。量販店・専門店を中心に和装小物の卸売を展開している。本件により、堀田丸正

堀田丸正(8105)、タケオニシダ事業を譲渡

堀田丸正(8105)は、タケオニシダ事業をタケオニシダ・ジャパン株式会社(東京都台東区)へ譲渡することを決定した。譲渡価額は19,600千円。堀田丸正は、タケオニシダ事業の運営を方向性を模索していた。譲渡先のタケオニシダ・ジャパンは、平成29年9月に新設登記された会社。同社の代表者は、タケオニシダ事業のデザイナーを28年担当していた。また、デザイナー西田武生氏と古くから関わりが深い。堀田丸正は、タ

堀田丸正(8105)、民事再生中の吉利より和装小物卸売事業を譲受け

堀田丸正株式会社(8105)は、100%出資の株式会社吉利事業譲受準備会社(東京都中央区)を設立し、民事再生手続中の株式会社吉利(東京都台東区)より、東京地方裁判所の許可を条件に一部の事業を譲り受けることを決定した。譲受価額は200百万円。堀田丸正は和装品、洋装品、寝装品の卸売販売をしている。吉利は、和装小物品等の卸売を行っていて、平成27年6月に民事再生申立を行っている。堀田丸正は、吉利のスポン

この記事に関連するタグ

「新設分割・事業承継・株式譲渡・コア事業」に関連するコラム

会社の身売りと会社売却の違いとは?

M&A全般
会社の身売りと会社売却の違いとは?

新聞や経済ニュースなどで時折目にする「会社の身売り」という言葉は、会社売却とどのように違うのでしょうか。本記事では、身売りが指す意味合い、会社売却の概要についてご紹介します。日本M&Aセンターは1991年の創業以来、数多くのM&A・事業承継をご支援しています。中小企業のM&Aに精通した専任チームが、お客様のM&A成約まで伴走します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。会社売却・事業承継のお

【対談】日本M&Aセンターに仲介を託した理由。譲渡を経験した元オーナーと振り返る

M&A全般
【対談】日本M&Aセンターに仲介を託した理由。譲渡を経験した元オーナーと振り返る

EC事業のコンサルティングを行う株式会社ECIが、2023年1月にM&A事例を紹介するセミナーを開催しました。本記事では、自社の譲渡をご経験された元オーナー早乙女様と、日本M&Aセンターの担当コンサルタント龍石による対談の様子をご紹介します。日本M&Aセンターに仲介を託した理由とはーM&Aによって、会社譲渡を検討された背景についてお聞かせください。早乙女様:OBC(「オリジナルブランド商品構築コン

M&Aの進め方とは?検討からクロージングまで、流れやポイントを解説

M&A実務
M&Aの進め方とは?検討からクロージングまで、流れやポイントを解説

M&Aは、検討を始めてから実行までの間にやるべきことが多く、その全容を正しく理解することは簡単ではありません。本記事では、M&A仲介会社の支援を受けた場合のM&Aの進め方について、「1.初期検討・相談」「2.マッチング・候補企業の検討」「3.面談・基本合意」「4.最終条件調整・成約」の主なフェーズごとに、押さえておきたいポイントを含めてご紹介します。参考:M&Aの全体の流れ(日本M&Aセンター)P

【M&A成約式】 上場企業とのM&Aで生産力向上、メイドインジャパンの製品力で成長促進へ

広報室だより
【M&A成約式】 上場企業とのM&Aで生産力向上、メイドインジャパンの製品力で成長促進へ

「メイドインジャパンの製品を世界に発信したい」という思いが合致したM&Aとなりました。野菜調理器製造事業を行う株式会社ベンリナー(以下、ベンリナー、山口県岩国市)は、印刷品製造業を営む三光産業株式会社(以下、三光産業、東京都)と資本提携を結びました。両社は、2022年12月22日、広島県内のホテルにてM&A成約式を執り行いました。握手を交わす三光産業株式会社代表取締役社長執行役員石井正和氏(左)と

【M&A成約式】将来的な後継者不在を解決し、社長と従業員の夢を実現するM&A

広報室だより
【M&A成約式】将来的な後継者不在を解決し、社長と従業員の夢を実現するM&A

「自分たちが設計したものを、見て触って動かしたい」という譲渡企業の社長と従業員の夢を実現するM&Aが成立しました。機械設計事業・制御設計事業を行うアイドラス株式会社(以下、アイドラス、山梨県中央市)は、省人化設備・自動化設備などの製造業を営む株式会社鳥取メカシステム(以下、鳥取メカシステム、鳥取県鳥取市)と資本提携を結びました。両社の所在地である山梨県と鳥取県は直線距離で実に約400キロ離れていま

待ったなしの事業承継問題。2025年問題、M&A増加の背景をわかりやすく解説!

事業承継
待ったなしの事業承継問題。2025年問題、M&A増加の背景をわかりやすく解説!

日本M&AセンターでM&Aを実行されたお客様の多くは「M&Aっていいものだね!」とおっしゃられます。その思いや実例をより広くお届けするために今春からYouTubeチャンネルではじまった「いいM&Aチャンネル」。本記事では動画の概要をご紹介します。※動画本編はこちらから2021年のM&A件数は過去最多に岡本:早速ですけど、M&Aは年間どのくらい行われているかご存じですか?縄田:いやいや、この業界長い

「新設分割・事業承継・株式譲渡・コア事業」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2023年6月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード