M&Aニュース

事業承継セミナー

日本郵船、インドネシアのガス関連企業プルタミナ社の海運子会社であるPT Pertamina International Shippingに出資へ

更新日:

日本郵船株式会社(9101)は、インドネシア国営石油・ガス関連企業であるPT Pertamina(インドネシア ジャカルタ、以下プルタミナ社)の海運子会社であるPT Pertamina International Shipping(インドネシア ジャカルタ、以下PIS社)へ出資することに基本合意した。

日本郵船は、日本の大手海運会社。定期船・航空運送・物流を行うライナー&ロジスティクス事業や、不定期専用船・不動産などの事業を行っている。

プルタミナ社は、インドネシア共和国政府が株式を所有する国営の最大手石油・ガス関連企業。PIS社とは、エネルギー輸送分野において船舶管理の協業を行っている。

日本郵船は今回の出資を通じ、PIS社と長期的な戦略的パートナーシップ契約を締結する予定。原油・石油製品・LNG※輸送・浮体式LNG貯蔵再ガス化設備の事業およびCO2の回収・貯留事業などにおいて協業を行い、インドネシアの持続可能な経済発展に努める。

※LNG:Liquefied Natural Gasの略称。液化天然ガスを指す。

空運・海運・港湾物流業界のM&A・事業承継の動向はこちら

日本郵船に関連するM&Aニュース

ENEOSホールディングス、海運事業の一部を日本郵船に譲渡へ

ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、同社グループの海運事業を手掛けるENEOSオーシャン株式会社(神奈川県横浜市)の原油タンカー事業以外のLPG船、ケミカルタンカー、プロダクトタンカーおよび貨物船等を中心とする海運事業(以下「対象事業」)を、吸収分割によりENEOSオーシャンが新たに設立する完全子会社(以下「新会社」)に承継させた上で、新会社株式の80%を日本郵船株式会社(9101)

日本郵船グループの郵船ロジスティクス、オランダの自動車部品配送会社Parts Expressを買収

日本郵船グループの郵船ロジスティクスの現地法人YusenLogistics(Benelux)B.V.(オランダ、以下「YLBX」)は2024年4月30日、自動車部品の配送に強みを持つ物流会社PartsExpressB.V.(オランダ、以下「PartsExpress」)を買収した。YLBXは、ベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)を中心に物流事業を展開。特に自動車・ヘルスケア・リテールなど

日本郵船グループの郵船ロジスティクス、10社を傘下に持つ英Noel Topcoを買収

日本郵船(9101)グループの郵船ロジスティクス株式会社(東京都品川区)の英国法人で物流事業を展開するInternationalLogisticsGroupLimited(以下「ILG社」)は、日本時間2月21日(現地時間20日)、GlobalFreightSolutionsLimited(以下「GFS社」)など10社を傘下に持つ英国の持株会社NoelTopcoLimitedを買収した。日本郵船グ

日本郵船、気候テック投資ファンドMarunouchi Climate Tech Growth Fundへ出資

日本郵船株式会社(9101)は、MarunouchiClimateTechGrowthFundへの出資契約を締結した。MarunouchiClimateTechGrowthFundは、三菱商事株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、およびPavilionPrivateEquityCo.,Ltd.が組成したもので、丸の内イノベーションパートナーズ株式会社を通じ、気候テック関連スタートアップ企業への成長投資

日本郵船、三菱鉱石輸送を完全子会社化へ

日本郵船株式会社(9101)は、三菱鉱石輸送株式会社(東京都千代田区)の全株式を、三菱商事株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、三菱重工業株式会社から取得し、完全子会社化する。日本郵船は、日本の大手海運会社。定期船・航空運送・物流を行うライナー&ロジスティクス事業や、不定期専用船・不動産などの事業を行っている。三菱鉱石輸送は、日本郵船が40.28%の持分を保有し、三菱商事・東京海上日動・三菱重工

この記事に関連するタグ

「資金調達・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

投資と融資、出資の違いとは?それぞれの特徴、メリットや注意点を比較して解説

経営・ビジネス
投資と融資、出資の違いとは?それぞれの特徴、メリットや注意点を比較して解説

資金活用の手法は様々ありますが、投資、融資、出資はそれぞれ異なる特徴を持ち、その違いを理解することが重要です。本記事では、投資、融資、出資それぞれの違いやメリット、デメリットについてご紹介します。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専任チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちら投資、融資、出資について投資とは、将

資金調達とは?経営者がおさえておきたい調達方法、メリット・デメリットを解説

経営・ビジネス
資金調達とは?経営者がおさえておきたい調達方法、メリット・デメリットを解説

企業経営に不可欠な資金調達には様々な方法があります。どのように安全かつ効率的に資金を調達すれば良いのか、本記事では、資金調達の方法や具体例、リスクへの対応などわかりやすく解説します。日本M&Aセンターは、M&Aを通じて資金調達など様々な経営課題の解決を専門家チームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。M&A・経営のご相談はこちら資金調達とは?資金調達の意義と役割は以下のように

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本の「ホワイトナイト」とベトナム企業

今回ご紹介するプロジェクトTの調印式の様子(左から、ダイナパック株式会社代表取締役社長齊藤光次氏、VIETNAMTKTPLASTICPACKAGINGJOINTSTOCKCOMPANYCEOTranMinhVu氏)ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私はベトナムの優良企業が日本の戦略的パートナーとのM&Aを通じて

シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

海外M&A
シンガポールに代わる地域統括拠点 マレーシアという選択肢

ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら人件費、賃料、ビザ発行要件、すべてが「高い」シンガポールASEANのハブと言えば、皆さんが真っ先に想起するのはシンガポールではないでしょうか。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、シンガポールでは87社の統括機能拠点が確認されています。東南アジアおよび南西アジア地域最大の統括拠

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2022年10月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード