会社売却先シミュレーション

野村不動産HDの子会社プライムクロス、武蔵の全株式取得、子会社化

更新日:

野村不動産ホールディングス株式会社(3231)の住宅部門の株式会社プライムクロス(東京都新宿区)は、武蔵株式会社(東京都港区)の全株式取得を完了し、子会社化した。

野村不動産HDは、株式の所有を通じたグループ会社の事業活動の管理および経営指導を行っている。

子会社プライムクロスは、インターネット広告代理事業、 WEB制作事業、デジタルマーケティング支援事業を展開している。

武蔵は、不動産関連システム開発企業。膨大な住宅物件情報をマルチデバイスで一元管理・展開するクラウドシステム「マルチユース」を開発。

本件M&Aにより、野村不動産HDは、不動産仲介事業者へのソリューション強化、新築マンションデベロッパーを含む不動産会社全般へのシステム開発、顧客情報や物件情報のデータ活用支援など、データマネジメントとデジタルマーケティングの融合による不動産DXを推進させる。

また、グループの不動産DX機能の強化、武蔵の熊本市の開発拠点を活用した地方のIT人材活用に期待するなど、グループ全体の競争力向上を目指し、ICTやデジタル技術を活用したさまざまな取り組みを推進させる。

不動産開発・流通・賃貸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

野村不動産ホールディングスに関連するM&Aニュース

野村不動産HD、運営管理部門に属するグループ間の合併を発表

野村不動産ホールディングス株式会社(3231)は、野村不動産パートナーズ株式会社(東京都新宿区)及び野村不動産アメニティサービス株式会社(東京都新宿区)の合併を発表した。野村不動産パートナーズを存続会社、野村不動産アメニティサービスを消滅会社とする。野村不動産パートナーズは、ファシリティマネジメント事業、マンション管理事業、データセンター管理事業、建築インテリア事業、プロパティマネジメント事業、清

小田急電鉄、UDSの全株式を野村不動産HDに譲渡へ

小田急電鉄株式会社(9007)は、2023年12月21日付で、連結子会社であるUDS株式会社(東京都渋谷区)の全株式を野村不動産ホールディングス株式会社(3231)に譲渡することを、取締役会において決議した。UDSは小田急電鉄の連結範囲から除外となる予定。小田急電鉄は、鉄道事業、不動産業、その他事業を行う。UDSは、企画・設計、ホテル・その他事業所の運営等を行う。まちづくりにつながる住宅や商業施設

野村不動産HD、やる気スイッチグループHDと資本業務提携に合意

野村不動産ホールディングス株式会社(3231)と株式会社やる気スイッチグループホールディングス(東京都中央区)は資本業務提携に合意した。野村不動産ホールディングスは、やる気スイッチグループホールディングスの株主である株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド(以下、APファンド)から発行済株式総数の約9%を譲受することにより、出資を行う。野村不動産ホールディングスは、総合不動産

野村不動産HD、AI搭載の不動産管理プラットフォーム「管理ロイド」を開発・運営するTHIRDと業務提携契約締結

野村不動産ホールディングス株式会社(3231)は、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合(CVC)」を通して、AI搭載の不動産管理プラットフォーム「管理ロイド」を開発・運営する株式会社THIRD(東京都新宿区)の新株予約権付社債の引き受けを行い、同時に業務提携契約を締結した。野村不動産HDは、株式の所有を通じたグループ会社の事業活動の管理および経営

フォトシンス、野村不動産ホールディングスグループと資本業務提携締結、オフィスや他領域でのID統合やデータマネジメントを通じた空間のDXを加速

株式会社Photosynth(東京都港区、フォトシンス)は、野村不動産株式会社(東京都新宿区)との業務提携契約を締結、およびNREGイノベーション1号投資事業有限責任組合(野村不動産グループCVCファンド、運営者:NNコーポレートキャピタル)との資本提携を締結した。フォトシンスは、IoT関連機器の研究開発、「Akerun入退室管理システム」の開発・提供を行っている。野村不動産は、マンション分譲事業

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード