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三井物産と日本曹達、共同設立の特定目的会社を通じ、インドの農薬製造販売会社の株式取得

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三井物産株式会社(8031)は、日本曹達株式会社(4041)と共同で設立する特定目的会社を通じ、インドの農薬製造販売会社Bharat Insecticides Limited(インド・デリー連邦直轄地、BIL社)の株式を取得することを決定した。
特定目的会社(三井物産・日本曹達)の取得割合は、56%となる。

三井物産は、鉄鋼製品、金属資源、エネルギー、プロジェクト、モビリティ、化学品、食料、流通事業、ヘルスケア・サービス事業、ICT事業、コーポレートディベロップメントの各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを活かし、多種多様な商品販売とそれを支えるロジスティクス、ファイナンス、さらには国際的なプロジェクト案件の構築など、各種事業を多角的に展開している。

日本曹達は、アグリビジネス、医薬品事業、機能性化学品事業、環境化学品事業、クロールアルカリ事業を行っている。アグリビジネスにおいて、農薬の製造(製剤)・輸出・登録・普及・販売を行っている。

本件M&Aにより、三井物産は、日本曹達との共同出資により、インドでの農薬事業の強化を図る。また、BIL社への出資参画を通じてインドの農薬製造販売事業に本格参入し、地場農家の発展を目指す。

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