M&Aニュース

昭和産業(2004)、ボーソー油脂(2608)株式を公開買付け(TOB)

更新日:

昭和産業株式会社(2004)は、ボーソー油脂株式会社(2608)の普通株式を金融商品取引法による公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

昭和産業はボーソー油脂を完全子会社化することを企図しており、ボーソー油脂株式は上場廃止となる見込み。
ボーソー油脂取締役会は、本公開買付けに対し賛同の意見を表明している。

昭和産業は、製粉事業、油脂事業、家庭用食品事業、糖質事業、飼料事業、倉庫事業、不動産事業を展開している。

ボーソー油脂グループは、米油や石けん・化粧品、飼料など、米由来の製品等を主に提供している。

本件M&Aにより、昭和産業は、製造体制の統合による生産効率の向上、両社の商材と販路を活用したクロスセル等によりシナジーを創出していく。

・今後のスケジュール
公開買付期間 2020年5月18日から2020年7月13日まで

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

食品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、食品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

昭和産業・ボーソー油脂に関連するM&Aニュース

昭和産業と辻製油が資本業務提携へ

昭和産業株式会社(2004)は、辻製油株式会社(三重県松阪市)との間で、製油事業に関する資本業務提携を行うことを決定した。昭和産業は、製粉・食用油・ブドウ糖や冷凍食品、飼料の製造・販売を行っている。辻製油は、コーン油、なたね油、脱脂コーン胚芽、なたね油粕等の製造・販売、および研究開発を行っている。両社は、協業関係を一層強化し、長期的かつ深いパートナーシップを構築することで、国内での事業展開の加速を

シャトレーゼ、昭和産業の完全子会社菜花堂の全株式取得、子会社化へ

株式会社シャトレーゼ(山梨県甲府市)は、昭和産業株式会社(2004)の完全子会社である株式会社菜花堂(岩手県一関市)の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。シャトレーゼは、洋菓子、和菓子、アイスクリーム、パン、飲料の製造・販売事業、および国内640店舗、海外9ヶ国・地域120店舗、FC店展開をしている。菜花堂は、冷凍の和菓子、洋菓子、パンなどの米粉や小麦粉の加工食品の製造販売を行っている

昭和産業、糖化品や乳酸菌の製造販売事業を行う三井物産の子会社の全株式取得へ

昭和産業株式会社(2004)は、三井物産株式会社(8031)との間で、三井物産の連結子会社であるサンエイ糖化株式会社(愛知県知多市)の発行済全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。取得価額は、15,000百万円。昭和産業は、小麦粉、植物油、糖化製品、二次加工食品などの製造販売、配合飼料の販売、倉庫業、不動産の賃貸業を展開している。三井物産は、鉄鋼製品、金属資源、エネルギー、プロジェクト、モ

昭和産業(2004)、カルビー(2229)のコンビニ向けパン製造販売子会社の株式取得

昭和産業(2004)は、ガーデンベーカリー株式会社(東京都昭島市)の発行済株式の66.6%を取得することについてカルビー(2229)との間で株式譲渡契約を締結した。昭和産業は、冷凍パン生地及び菓子類を製造するグランソールベーカリー株式会社、その冷凍パン生地を焼成する株式会社スウィングベーカリーを連結子会社に持ち、株式会社セブン-イレブン・ジャパン向けに小麦粉・ミックス等の原料供給から焼成までを一貫

この記事に関連するタグ

「TOB・買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的や流れ、企業事例を解説!

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的や流れ、企業事例を解説!

東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業へのTOB(株式公開買い付け)の動きが活発化しています。本記事ではTOBの概要や主な流れ、メリット、企業事例をご紹介します。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらTOB(株式

敵対的買収とは?仕組みやメリット、防衛策、企業事例を解説

M&A全般
敵対的買収とは?仕組みやメリット、防衛策、企業事例を解説

買収は「敵対的買収」と「友好的買収」の2つに大別できます。日本における企業買収の大半は友好的買収によって行われますが、稀に敵対的買収が行われることもあります。本記事では、敵対的買収の概要、敵対的買収を仕掛けられた側の防衛策、企業事例などをご紹介します。日本M&Aセンターでは、友好的M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せ

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBIとは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向上を図る買収形態の一つです。企業価

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらコングロマリットとはコングロマリット(co

「TOB・買収」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年5月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード