会社売却先シミュレーション

PKSHA Technology(3993)、東京海上HD(8766)と資本業務提携へ

更新日:

株式会社PKSHA Technology(3993)は、東京海上ホールディングス株式会社(8766)との間で資本業務提携に向けた基本合意書を締結した。
東京海上日動火災保険株式会社は、PKSHA Technologyの株式(発行済株式総数の約0.7%)を取得する。

PKSHA Technologyおよびグループは、自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用い、既存のソフトウエアや各種ハードウエア端末向けにソリューションを展開している。

東京海上HDは、損害保険、生命保険、証券、保険業を営む外国の会社、その他の保険業法で規定される子会社の経営管理を行っている。

本提携により、PKSHA Technologyは、東京海上HDとその子会社及び関連会社と協業体制拡大を目指し、両社のシナジー効果創出を図る。具体的には、自動車関連などの領域でアルゴリズムソフトウエアを運用するためには有事のリスクに対処するための「保険商品」が不可欠であることから、保険領域における取り組みを積極的に推進させる。

保険・保険代理店、保証サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

東京海上ホールディングスに関連するM&Aニュース

東京海上HD、米Ignyte Insuranceから自動車保険代理店事業を買収

東京海上ホールディングス株式会社(8766、以下:東京海上HD)は、グループ会社であるPhiladelphiaInsuranceCompanies社(米国ペンシルベニア州、以下:PHLY社)を通じて、IgnyteInsurance(米国)より、米国におけるコレクターカー向けの保険代理店事業を615百万米ドル(約947億円)※で買収した。PHLY社は、中小規模の非営利団体(NPO)、学校、教会等を中

パークシャ、サーキュレーションへのTOBが成立

株式会社PKSHATechnology(3993)による、株式会社サーキュレーション(7379)の公開買付け(TOB)が、2025年8月19日をもって終了した。応募株券等の総数(7,184,849株)が買付予定数の下限(4,824,200株)以上となったため成立している。サーキュレーションは、東京証券取引所グロース市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。本公開買付けの結果、20

パークシャ、サーキュレーションの完全子会社化に向けTOB実施へ

株式会社PKSHATechnology(3993)は、株式会社サーキュレーション(7379)の株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。サーキュレーションは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、サーキュレーション株式は上場廃止となる見通し。PKSHATechnologyは、グループで、AIResearch&Solution事業、AISaaS事業を行っている。サーキュレー

ID&Eホールディングス、東京海上HDによるTOB成立 上場廃止へ

東京海上ホールディングス株式会社(8766、以下:東京海上HD)が、2024年11月20日より実施していたID&Eホールディングス株式会社(9161)に対する公開買付け(TOB)が、2025年2月5日をもって終了した。応募株券等の総数(12,895,763株)が買付予定数の下限(9,988,600株)以上となったため成立している。ID&Eホールディングスは、東京証券取引所プライム市場に上場している

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・資本業務提携」に関連するコラム

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード