M&Aニュース

オリックス(8591)、米国現地法人を通じてプラント等の修繕サービスを提供するSpecialty Welding and Turnarounds, LLCを買収

更新日:

オリックス株式会社(8591)は、米国現地法人ORIX Corporation USA傘下のプライベート・エクイティ運用会社であるORIX Capital Partners, LLC(米国ニューヨーク州ニューヨーク、ORIX Capital)が、米国で製油所および石油化学プラントの修繕サービスを提供するSpecialty Welding and Turnarounds, LLC(米国ルイジアナ州ゴンザレス、SWAT)を買収した。

オリックスは、2016年に米国でプライベート・エクイティの投資運用会社を設立以降、公共インフラサービス関連企業を中心に10社を超える企業に投資をし、プライベート・エクイティ投資事業を積極的に推進している。

SWATは、主に米国西部やメキシコ湾岸地域において、原油をガソリンや灯油などの石油製品に精製する製油所や、石油や天然ガスなどを原料とした化学製品の製造プラントに向けた修繕サービスを提供している。施設内の配管や設備機器の施工および修繕に強みを持ち、特殊溶接や高温下での修理作業などにおける高い技術力が評価されている。

本件M&Aによりオリックスは、米国におけるプライベート・エクイティ投資事業を加速させ、投資先企業を通じた公共インフラ関連サービスの旺盛な需要の取り込みを図る。

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

オリックスに関連するM&Aニュース

オリックス、ブラジルの資産運用・不動産関連会社の株式を譲渡

オリックス株式会社(8591)は、米国現地法人ORIXCorporationUSAが保有する資産運用・不動産関連会社RBCapitalS.A.(ブラジル・サンパウロ)の全株式をRBCapitalの経営陣等に譲渡した。RBCapitalS.A.概要会社名RBCapitalS.A.設立1999年所在地ブラジル・サンパウロ事業内容資産運用、資本市場業務、不動産開発・証券化、投資出資比率オリックス64.5

NTTドコモ、オリックス・クレジットを買収

株式会社NTTドコモ(9437、以下「ドコモ」)は、オリックス株式会社(8591、以下「オリックス」)との間で株式譲渡契約を、オリックスおよびオリックスの子会社であるオリックス・クレジット株式会社(東京都港区、以下「オリックス・クレジット」)との間で株主間契約を、それぞれ2024年3月6日(水曜)に締結した。これにより、オリックス・クレジットはドコモの連結子会社となる。また、株主間契約において、ド

オリックス、国内船主大手の三徳船舶を買収へ

オリックス株式会社(8591)は、国内船主大手の三徳船舶株式会社(大阪府大阪市)の現株主との間で株式譲渡契約を締結した。本年3月中をめどに、同社の発行済み株式すべてを取得する予定。オリックスは、1960年代後半に国内で中古船リースの取り扱いを始め、現在は船舶保有・運航事業、船舶の売買・仲介、国際的な船舶ファイナンス事業まで、50年以上にわたる事業ノウハウを蓄積している。三徳船舶は1972年に設立さ

オリックス、スペインのグローバル再エネ事業会社であるElawan Energyを完全子会社化へ

オリックス株式会社(8591)は、80%の株式を保有するElawanEnergyS.L.(スペインマドリード、以下Elawan)の全株式を取得する。今後、必要な許認可の取得手続きなどを経て、2023年3月末までに完全子会社化を目指す予定。オリックスは、リース事業をはじめ、環境エネルギー、法人金融、産業・ICT機器など多角的に事業を展開している。環境エネルギー事業では、国内外の再生可能エネルギー、ソ

オリックス、計測器・測定器のレンタルを行うレックスを買収

オリックス株式会社(8591)は、株式会社レックス(兵庫県西宮市)の全株式を取得した。オリックスは、リース事業をはじめ、法人金融、産業・ICT機器、不動産関連、生命保険など多角的に金融サービス業を展開している。レックスは、計測器・測定器のレンタル、および販売・校正受託などのサービスを手掛けている。本件M&Aによりオリックスは、対面型営業に強みを持ち、ICT関連機器や産業用機器などを提供する子会社オ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・買収」に関連するコラム

キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

海外M&A
キリンの海外事例から読み解く!M&Aポイント解説

国内外のM&Aに精通するDr.(ドクター)Mが、身近なM&A事例を用いて、独自の視点でポイントをわかりやすく解説する新企画「Dr.MのM&Aポイント解説」。第1回で取り上げる企業は「キリンホールディングス」。国内ビール業界の中でも海外展開を積極的に進めてきたキリンで、いま何が起きているのでしょうか。|*概要*||-------------------------------------------

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

タイでM&Aを検討する際に留意すること

海外M&A
タイでM&Aを検討する際に留意すること

本記事ではタイでのM&Aにおいてよく問題となる、タイ特有の留意点について解説します。(本記事は2023年2月に公開した内容を再構成しています。)※日本M&Aセンターホールディングスは、2021年にASEAN5番目の拠点としてタイ駐在員事務所を開設、2024年1月に現地法人「NihonM&ACenter(Thailand)Co.,LTD」を設立し、営業を開始いたしました。タイ王国中小企業M&Aマーケ

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

「クロスボーダーM&A・買収」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年2月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829

月別M&Aニュース

注目ニュースワード