M&Aニュース

ニプロ(8086)、バングラデシュでディスポーザブル医療機器販売事業で高いシェアを持つJMI Marketing Ltd.の第三者割当増資引き受け

更新日:

ニプロ株式会社(8086)の医療機器販売子会社であるニプロアジアPTE LTD(シンガポール、NIA)は、JMI Marketing Ltd.(バングラデシュ人民共和国・ダッカ市、JML)の実施する第三者割当増資を引き受け子会社化することを決定した。
ニプロは、JMLが実施した第三者割当増資により発行した株式2,179,333株を引き受け、JMLはニプロの連結子会社となる。
議決権所有割合は、70.0%となる。

ニプロは、1954年の設立以来、医療用ガラス部材から医療機器、医薬品へと事業を拡大し、現在は「医療機器」「医薬品」「ファーマパッケージング」の事業を展開している。

JMLは、経済成長著しいバングラデシュ市場におけるシリンジ、輸液セット、IV カテーテル等のディスポーザブル医療機器販売において高いシェアを獲得している。

本件M&Aにより、ニプロは、医療機器販売市場シェアをさらに強固にし、さらなる事業拡大を図る。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

業務用・産業用機械製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、業務用・産業用機械製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ニプロに関連するM&Aニュース

ニプロの海外子会社、クロアチアで医療用ガラス容器製造販売等を行うPiramidaの全株式取得、完全子会社

ニプロ株式会社(8086)は、ニプロの海外子会社のニプロファーマパッケージングインターナショナルN.V.(ベルギー王国、NPI)が、Piramidad.o.o.(クロアチア共和国、Piramida社)の発行する全株式を取得し、完全子会社とすることを決定した。Piramidaは今後、ニプロファーマパッケージングクロアチア(NiproPharmapackagingCroatia.d.o.o)へと商号変

ニプロの連結子会社、長沙百栄透析センター及び瀋陽医之源透析センターの株式取得、子会社化

ニプロ株式会社(8086)の連結子会社である尼普洛貿易(上海)有限公司(中国上海市、尼普洛貿易)の子会社の尼普洛医院管理(上海)有限公司(中国上海市)が、長沙百栄透析センター(中国湖南省)および瀋陽医之源透析センター(中国遼寧省)の発行済株式をそれぞれ取得した。取得割合は、両社ともに70%となる。ニプロは、医療機器事業(透析関連、人工臓器関連製品等)、医薬事業、ファーマパッケージング事業を展開して

ニプロのベルギー連結子会社、ドイツの透析液製造・販売企業の全株式取得、連結子会社化へ

ニプロ株式会社(8086)の連結子会社であるニプロメディカルヨーロッパN.V.(ベルギー王国・メッヘレン市、ニプロメディカルヨーロッパ)が、MTNNeubrandenburgGmbH(ドイツ・ノイブランデンブルク、MTN社)の発行済株式の全てを取得し、連結子会社することを決定した。ニプロは、医療機器事業、医薬事業、ファーマパッケージング事業を展開している。ニプロメディカルヨーロッパは、医療機器事業

ニプロのインド連結子会社、インドのサービスプロバイダー事業会社DMSS社の株式取得、子会社化

ニプロ株式会社(8086)の連結子会社であるニプロメディカルインディアPRIVATELIMITEDの子会社ニプロリーナルケアPVTLTD(インド・テランガーナ州)が、D.medMedicalServicePrivateLimited(インド・テランガーナ州、DMSS社)の株式を取得し、子会社化することを決定した。ニプロは、医薬事業、ファーマパッケージング事業、酵素事業を展開している。ニプロメディカ

ニプロ(8086)のベルギー子会社、ベルギーの透析情報管理システムソフトウェア開発の全株式取得、子会社化

ニプロ株式会社(8086)のグループの欧州地域統括会社であるNiproEuropeGroupCompaniesN.V.(ベルギー王国メッヘレン市、NEGC)は、ベルギーの透析情報管理システムソフトウェア開発会社であるNephroFlowN.V.(ベルギー王国ブルージュ市、NephroFlow)の全発行済株式を取得し子会社化した。なお、子会社化に伴い、NephroFlowN.V.は社名を「Nipro

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・子会社・第三者割当増資」に関連するコラム

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

タイでM&Aを検討する際に留意すること

海外M&A
タイでM&Aを検討する際に留意すること

本記事ではタイでのM&Aにおいてよく問題となる、タイ特有の留意点について解説します。(本記事は2023年2月に公開した内容を再構成しています。)※日本M&Aセンターホールディングスは、2021年にASEAN5番目の拠点としてタイ駐在員事務所を開設、2024年1月に現地法人「NihonM&ACenter(Thailand)Co.,LTD」を設立し、営業を開始いたしました。タイ王国中小企業M&Aマーケ

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

海外M&A
海外M&Aにおける買収監査/DDチームの選び方

本記事ではM&Aにおける終盤ステージである買収監査(デューデリジェンス)における留意点について解説したいと思います。ASEAN・中小M&Aにおける買収監査(デューデリジェンス)M&Aのプロセスでは基本合意契約を締結した後、最終契約に至る準備段階として買収監査が行われます。内容や期間はディールの規模や複雑性によって様々ですが、一般的に財務・税務・法務について専門チームに依頼します。また、場合によって

「クロスボーダーM&A・子会社・第三者割当増資」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年1月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード