会社売却先シミュレーション

ワールド(3612)、高級バッグのシェアリングサービスのラクサス・テクノロジーズの株式取得、子会社化

更新日:

ワールド(3612)は、ラクサス・テクノロジーズ株式会社(広島市)の株式を取得し、子会社化することを決定した。
取得価額は、概算約4,312百万円。

ワールドは、多業態多ブランドで幅広い価格帯・販売チャネルで価値提供することに加え、生産から販売に至るバリューチェーン機能、それらを支えるシステムやシェアード・サービス等のビジネスインフラを含むプラットフォームを独自に構築し、他社への提供を通じて産業ロスの極小化の実現を具体化させている。

ラクサス・テクノロジーズは、ブランドバッグに特化したサブスクリプション型レンタルサービスを通じ、シェアリングエコノミーの浸透を牽引する、経済産業大臣賞最優秀賞の受賞などに代表されるリーディングカンパニー。

本件により、ワールドは、事業拡大に向けたシナジーを発揮することを通じ、ラクサスが将来的に株式公開(IPO)を実現しうる企業体質・事業基盤を確立することに留まらず、シェアリングエコノミーの浸透を通じて、共にファッション産業の多様性ある発展と活性化に、またサスティナブルな社会の実現に貢献することを目指す。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2019年11月6日

ワールドに関連するM&Aニュース

ワールド、コスメセレクトショップ「カラーフィールド」運営会社を取得

株式会社ワールド(3612)は、株式会社阪急スタイルレーベルズ(大阪府大阪市、以下:HSL社)が運営するコスメセレクトショップ「カラーフィールド」事業及び家具・インテリア雑貨「ダブルデイ」事業(以下:対象事業)を、会社分割(吸収分割)により、阪急電鉄株式会社(大阪府大阪市)が設立する新会社(以下:承継会社)に承継させた上で、ワールドが承継会社の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。ワール

ワールド、完全子会社のワールドインベストメントネットワークを吸収合併

株式会社ワールド(3612)は、完全子会社である株式会社ワールドインベストメントネットワーク(兵庫県神戸市、以下:WIN)を合併することを決定した。ワールドを存続会社、WINを消滅会社とする吸収合併方式。ワールドは、事業持株会社として、傘下のブランド事業、デジタル事業、プラットフォーム事業を営むグループ全体の経営管理、及びそれに付帯する業務を行っている。WINは、投資事業を行っている。背景・目的ワ

ワールド、ライトオンを株式交換で完全子会社化

株式会社ワールド(3612)と株式会社ライトオン(7445)は、株式交換を実施することを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。ワールドを株式交換完全親会社、ライトオンを株式交換完全子会社とする株式交換方式。なお、本株式交換の効力発生日(2026年3月1日(予定))に先立ち、ライトオンの普通株式は、株式会社東京証券取引所スタンダード市場において、2026年2月26日に上場廃止(最終売買日は2026

ワールド、ベビー・子ども服のナルミヤを株式交換により完全子会社化

株式会社ワールド(3612)と株式会社ナルミヤ・インターナショナル(9275、以下:ナルミヤ)は、株式交換を行うことを決定し、ワールドとナルミヤの間で株式交換契約を締結した。ワールドを株式交換完全親会社、ナルミヤを株式交換完全子会社とする株式交換方式。なお、本株式交換の効力発生日(2025年10月1日予定)に先立ち、ナルミヤの普通株式は、株式会社東京証券取引所スタンダード市場において、2025年9

TSI、傘下の婦人服縫製会社をワールドへ売却

株式会社TSIホールディングス(3608)は、連結子会社である株式会社TSI(東京都港区)が保有する株式会社TSIソーイング(山形県米沢市)の株式及びTSIソーイングに付随する不動産を、株式会社ワールド(3612)に譲渡することを決定した。TSIホールディングスは、2011年に東京スタイルとサンエー・インターナショナルが経営統合してスタート。傘下に50を超えるアパレルブランドを保有する。TSIソー

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社」に関連するコラム

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード