会社売却先シミュレーション

キッツ(6498)、マレーシアの大手バルブメーカー・Unimech Group Berhadの株式取得、資本業務提携へ

更新日:

キッツ(6498)は、Unimech Group Berhad(マレーシア・ペナン州、Unimech社)と、株式譲渡契約及び事業提携契約を締結し、資本業務提携について基本合意した。

キッツは、Unimech社普通株式37,551,132株(発行済株式総数25.1%)を約15.6億円で取得する。

キッツは、中期経営計画において、バルブ事業の拡大取り組んでいる。海外市場においては、既存ブランドの製品はハイエンド市場向けが主体であることから、新ブランド製品の開発及び新たな販売チャネルの構築等を検討していた。

Unimech社は、マレーシアの大手バルブメーカー及び販売代理店。アセアン・中国地域を中心に幅広い販売網、調達力を有し、特にマレーシア・インドネシアのパーム油工業などの軽工業向けに強みを持つ。

本提携により、キッツは、自社グループの技術力、Unimech社の販売力及び両社のブランド力を融合し、また、互いの経営資源を有効に補完し合うことで、顧客の利便性を一層向上し、両社グループの企業価値の向上を図る。

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

キッツに関連するM&Aニュース

キッツ、インドのフッ素樹脂ライニング製品メーカーのHorizon Polymer Engineeringを買収

株式会社キッツ(6498)のグループ会社であるMicroPneumaticsPrivateLimited(インド、以下:MICRO社)は、2025年10月16日、HorizonPolymerEngineeringPrivateLimited(インド、以下:HPE社)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。株式の譲り受けは、2026年1月以降実施する予定。キッツは、バルブ及びその他の流体制御用機器

キッツ、子会社の東洋バルヴを吸収合併

株式会社キッツ(6498)は、完全子会社の東洋バルヴ株式会社(東京都港区)を吸収合併することを決定した。キッツを存続会社、東洋バルヴを消滅会社とする吸収合併方式。キッツ及び東洋バルヴは、バルブ及びその他の流体制御機器並びにその他付属品の製造・販売を行っている。目的キッツは、2004年に東洋バルヴをキッツグループに迎え入れ、両者の生産・技術部門を統合するなど、グループ内でのシナジー強化と経営効率化を

キッツ(6498)、韓国のバルブメーカーCephas社の全株式取得

キッツ(6498)は、韓国のバルブメーカーCephasPipelinesCorp.(韓国、Cephas社)の全株式について、所有者である創業者と株式譲渡契約を締結した。Cephas社は、バルブメーカー。発電所、石油精製、海水淡水化設備及び船舶などで使用される工業用バタフライバルブに特化し、屈指の大口径製品の生産体制と、幅広い流体に対応できる製品ラインナップを有する。キッツは2014年より、Ceph

キッツ(6498)、バルブ製造販売業の東亜バルブエンジニアリング(6466)と資本業務提携

株式会社キッツ(6498)は、三菱商事株式会社(8058)より、東亜バルブエンジニアリング株式会社(6466)の普通株式を取得すること及びバルブ事業に関する資本業務提携契約の締結について決定した。キッツによる所有割合は、発行済株式総数に対する割合11.28%、議決権所有割合12.98%となる。キッツは、主力であるバルブ事業において日本市場では業界のリーディングカンパニーであり、グローバル市場におい

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・資本業務提携」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

「株式譲渡・クロスボーダーM&A・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード