会社売却先シミュレーション

芙蓉総合リース(8424)、DBJと共同でBPOサービス会社・インボイスの全株式取得、連結子会社化

更新日:

芙蓉総合リース(8424)は、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)と共同で、LSF8 Invoice Holdings SCA(ベルギー)及び一般社団法人ジーアイ(東京都千代田区)(以下、総称して「LSF」)より、株式会社インボイス(東京都港区)の発行済全株式を保有する合同会社ジーアイ・ホールディングス(東京都千代田区)の株式会社への組織変更後、ジーアイHDの発行済普通全株式を取得し、インボイスと併せて連結子会社化することについてLSFとの間で合意した。
取得価額は概算約100億円。芙蓉総合リースの議決権所有割合は60.0%となる。

芙蓉総合リースは、リースビジネスを通じた金融・財務的なソリューションの提供を行うとともに、物件に関する保有費用の代理支払、物件の管理、保守・メンテナンス等の業務のアウトソーシングソリューションの提供を行っている。また、進行中の中期経営計画において、M&Aや資本・事業提携による新規事業の創出やビジネス領域の拡大を掲げている。

インボイスは、「一括請求サービス(Gi)」中心に、業務の省力化・効率化に繋がるサービスの提供を行っている。

本件M&Aにより、芙蓉総合リースグループは、新領域での事業展開を開始し、競争力の強化を図るとともに、インボイスの持つサービスを加えることで顧客基盤やサービスのシナジー効果を創出し、既存顧客に対するより高付加価値のBPOサービス提供を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成30年10月31日

證券・投資・その他金融業界のM&A・事業承継の動向はこちら

芙蓉総合リースに関連するM&Aニュース

芙蓉総合リース、フォークリフト販売・レンタル事業のマテハン社グループを買収

芙蓉総合リース株式会社(8424)は、MATEHANSIAMLAMBDACO.,LTD.(タイ)、株式会社シージーエム(栃木県さくら市)、C.G.LOGISTICSCO.,LTD.(タイ)の3社(以下:マテハン社グループ)の株式を取得し、連結子会社化した。芙蓉総合リースは、法人向けリース・ファイナンスサービスの提供、不動産・航空機・エネルギー環境・BPO/ICTなどの事業分野における各種ソリューシ

芙蓉総合リース、日本パレットレンタルを持分法適用関連会社化

芙蓉総合リース株式会社(8424)は、日本パレットレンタル株式会社(東京都千代田区、以下:JPR社)の株式を追加取得し、持分法適用関連会社とした。芙蓉総合リースは、法人向けリース・ファイナンスサービスの提供、不動産・航空機・エネルギー環境・BPO/ICTなどの事業分野における各種ソリューションの提供を行っている。JPR社は、「一貫パレチゼーション※」(レンタルパレットサービス)事業を展開している。

芙蓉オートリース、鉛蓄電池の再生事業「MOTTA」を買収

芙蓉総合リース株式会社(8424)の連結子会社である芙蓉オートリース株式会社(東京都千代田区)は、イーストン株式会社(埼玉県春日部市)より鉛蓄電池の再生事業「MOTTA(モッタ)」※1を譲り受け、2025年4月1日より営業開始することを発表した。芙蓉オートリースは、各種自動車およびEVインフラ設備のリース・割賦・売買、各種自動車の整備・修理・保守サービス等を行っている。イーストンは、フォークリフト

芙蓉総合リース、DBJと共同で物流機器販売のワコーパレットの株式を取得 子会社化へ

芙蓉総合リース株式会社(8424)は、株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、以下:DBJ)と共同で、オリックス株式会社(8591)から、株式会社ワコーパレット(大阪府大阪市)の株式取得に関す株式譲渡契約書を締結し、連結子会社化することを決定した。芙蓉総合リースは、法人向けリース・ファイナンスサービスの提供、不動産・航空機・エネルギー環境・BPO/ICTなどの事業分野における各種ソリューションの

芙蓉総合リース、CBホールディングスを買収

芙蓉総合リース株式会社(8424)は、株式会社CBホールディングス(東京都港区、以下:CBHD)の全株式を取得し、連結子会社としたことを発表した。芙蓉総合リースは、法人向けリース・ファイナンスサービスの提供、不動産・航空機・エネルギー環境・BPO/ICTなどの事業分野における各種ソリューションの提供を行っている。CBHDは、医療・介護・福祉業界におけるM&A仲介、開業支援、経営コンサルティング、医

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード