会社売却先シミュレーション

カゴメ(2811)、米国のエスニック食品販売子会社PBI社の保有全株式を譲渡

更新日:

カゴメ(2811)とEffem Holdings Limitedは、カゴメの子会社である米国Preferred Brands International, Inc.(米国コネチカット州、PBI社)について保有する全株式(持株比率70%)をEffem Holdings Limitedに譲渡する株式譲渡契約を締結した。

PBI社は、家庭用エスニック簡便食品の販売を手掛けている。カゴメは、PBI社と共同で米国の消費者向け食品市場で事業を展開してきた。

Effem Holdings Limitedは、世界各国でペットケア、チョコレート、食品などの事業を展開する米国の食品会社であるMars, Incorporatedのグループ会社。

本件M&Aにより、カゴメは、自社及びPBI社の更なる成長を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成29年10月末

食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

カゴメに関連するM&Aニュース

カゴメ、英国のトマト一次加工品など仕入販売のSilbury Marketingを子会社化

カゴメ株式会社(2811)は、SilburyMarketingLtd(英国オックスフォードシャー州、以下:Silbury社)の全株式を取得し、連結子会社化することを決定した。カゴメは、調味食品、保存食品、飲料、その他の食品の製造・販売、種苗、青果物の仕入れ・生産・販売、健康サポートサービスの開発・販売を行っている。Silbury社は、トマト一次加工品・二次加工品・油製品の仕入販売を行っている。概要

カゴメ、米子会社を通じて持分法適用関連会社であるIngomar社を連結子会社化

カゴメ株式会社(2811)は、2024年1月26日開催の取締役会において、全額出資子会社KAGOMEUSAHOLDINGSINC.(米国デラウェア州、以下「KUH社」)を通じて、持分法適用関連会社である米国IngomarPackingCompany,LLC(米国カリフォルニア州、以下「Ingomar社」)の持分50%を追加取得し、連結子会社化することを決議した。これにより、KUH社の資本金の額及び

カゴメ(2811)、米国Preferred Brands International, Inc.社へ出資

カゴメ株式会社(2811)は、米国PreferredBrandsInternational,Inc.社(PBI社)の株主との買収契約を締結し、連結子会社化することを決定した。カゴメの異動後の所有割合は70.0%となる。PBI社は、家庭用エスニック簡便食品カテゴリーにおいて、61%の米国No.1シェアを有している。カゴメは、PBI社が持つ高いマーケティング力と米国の広範な販売網を活用し、既存事業の成

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード