会社売却先シミュレーション

ホリイフードサービス(3077)株式をTBIホールディングスがTOB

更新日:

ホリイフードサービス(3077)取締役会は、株式会社TBIホールディングス(東京都新宿区)によるホリイフードサービス普通株式の公開買付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明するとともに、公開買付者との間で資本業務提携契約を締結することを決定した。

TBIホールディングスは、ホリイフードサービスを子会社化することを目的としているが、本TOBによるホリイフードサービス株式の上場廃止は企図していない。買付け価格は1株430円。買付け予定数の下限は2,976,800株(所有割合52.50%)で上限は設けておらず、上場廃止基準に抵触するおそれが生じた場合は上場廃止回避のための措置を講じる予定。

TBIホールディングスは、飲食業を中心に、不動産事業、美容事業、内装事業、インバウンド事業、エンタメ事業を展開している。主力の飲食業においては、時代の変化に合わせた「高集客・高利益率・早期投資回収」の店舗モデルを確立している。

ホリイフードサービスは、総合飲食事業を展開している。「居酒屋 村さ来」のフランチャイジー事業のほか、「隠れ菴 忍家」を中心とするダイニングレストラン業態、低価格化への対策業態とする串焼・串カツ・餃子食べ放題の「串三昧」等、幅広い顧客層に対応可能な店舗の開発を行っている。だが、業界内の競争激化をうけ、現在業況の改善に優先的に取り組んでいる。

本件により、ホリイフードサービスは、TBIホールディングスの下で、自社独自の企業文化、経営の自主性を維持・尊重しつつ、両社の連携を深めることで、企業価値の向上を目指す。

●今後のスケジュール
買付け等の期間 平成29年4月18日から平成29年5月22日
決済開始日 平成29年5月29日

ホリイフードサービスに関連するM&Aニュース

シティクリエイションホールディングス、ホリイフードサービスへのTOBが成立

株式会社シティクリエイションホールディングス(東京都板橋区)による、ホリイフードサービス株式会社(3077)の公開買付け(TOB)が2024年8月29日をもって終了した。応募株券等の総数(3,263,900株)が買付予定数の下限(2,976,800株)以上となったため成立している。親会社及び主要株主である筆頭株主の異動について異動予定年月日:2024年9月5日(本公開買付けの決済の開始日)①新たに

シティクリエイションホールディングス、ホリイフードサービスへTOB

株式会社シティクリエイションホールディングス(東京都板橋区)は、ホリイフードサービス株式会社(3077)の株式をTOBにより取得することを決定した。本件は、麻布台1号有限責任事業組合によるホリイフードサービスへの公開買付け開始を受け、対抗TOBとして実施するもの。シティクリエイションホールディングスは、グループにて営業代行やコールセンター事業、人材派遣などを行っている。ホリイフードサービスは、飲食

ホリイフードサービス、食品・酒類卸のホリイ物流を子会社化へ

ホリイフードサービス株式会社(3077)は、2024年4月17日開催の取締役会において、株式会社ホリイ物流(茨城県東茨城郡)の発行済株式40%を追加取得し、子会社化することを決議した。ホリイフードサービスは、総合飲食事業を展開している。ホリイ物流は、食品・酒類・消耗品等の販売を行う。株式取得の理由ホリイ物流は、2011年の創業以来ホリイフードサービスの主要な仕入先として、食品・酒類・消耗品等の販売

この記事に関連するタグ

「TOB」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

【TOB事例インタビュー】ウェディング事業と 貸会議室事業の 意外なシナジー

広報室だより
【TOB事例インタビュー】ウェディング事業と 貸会議室事業の 意外なシナジー

ウェディング関連事業を運営するノバレーゼは、2024年11月14日、貸会議室を運営・管理するティーケーピーによるTOBに賛同する意思決定をしました。日本M&Aセンターは、ノバレーゼ側のファイナンシャル・アドバイザー(FA)として支援。ノバレーゼの増山様と福本様にTOB成立までの経緯を聞きました。(取材日:2025年6月16日)株式会社ノバレーゼ取締役執行役員経営戦略本部長増山晃年様経営戦略部長ビジ

M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A全般
M&Aのプロが振り返る2024年のM&Aニュース&2025年予測

M&A業界の経験豊富な2人が、世の中の企業のM&Aニュースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は「2024年のM&Aニュースの振り返りと2025年のM&A動向の予測」をテーマに解説します。※本記事はYouTube動画の内容を編集してご紹介します。解説のポイント2024年のM&A市場は大きく変化し、特にTOBやMBO案件が目立つ年であった。特に「同意なき買収提案」が多く見られた。第一生

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

ポイズンピルとは?ポイズンピルと(PoisonPill)は、企業が敵対的な買収者以外の株主に対し、あらかじめ新株を市場価格より安く取得できる新株予約権を付与する買収防衛策です。敵対的買収が仕掛けられた際には株式を大量発行して敵対的買収者の持株比率を引き下げ、結果的に支配権の獲得、買収を断念させます。正式名称は「Shareholderrightsplan」であり、日本では「ポイズンピル」または「ライ

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBI(ManagementBuyIn)とは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年4月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30

月別M&Aニュース

注目ニュースワード