M&Aニュース

TDK(6762)、ドイツのIC設計トップクラスカンパニー・ICsenseを完全子会社化

更新日:

TDK(6762)は、ドイツの完全子会社TDK-Micronas GmbHを通じて、ICsense NV (ベルギー)をTDK-Micronasの完全子会社とすることを決定し、両社にて株式取得に関する契約を締結した。

TDKは、現在センサ事業について、M&Aを活用したセンサ製品のラインアップの拡充を積極的に行うなど、同事業の早期拡大に取り組んでいる。

ICsenseは、欧州におけるIC設計のトップカンパニー。出力された情報を読み込み、信号処理を行うというセンサ製品に不可欠なプロセスを担う集積回路であるASICの開発・供給ならびにカスタムICの設計サービスを中核事業としている。

本件M&Aにより、TDKは、今後もより広範なセンサソリューションとサービスを提供することで、よりきめ細かな顧客対応を行い、センサ・アクチュエータ事業の世界市場での競争力向上を図る。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

TDKに関連するM&Aニュース

TDK、機械学習プラットフォームの開発を行う米Qeexo, Coを買収

TDK株式会社(6762)は、米国を拠点とするベンチャー企業であるQeexo,Co(米国カリフォルニア州、以下Qeexo)の買収に合意した。QeexoはTDKの完全子会社となる予定。TDKは、大手電子部品メーカー。受動部品、センサ応用製品、磁気応用製品、エナジー応用製品の製造を行っている。Qeexoは、エッジ※のtinyML※モデル開発を加速化する自動機械学習(ML)プラットフォームの開発を行うベ

TDK、子会社Amperex Technology Limitedより二次電池パックの製造・販売を行うNavitasys India Private Limitedの株式取得へ

TDK株式会社(6762)は、連結子会社であるAmperexTechnologyLimited(中国香港特別行政区)から、同社の連結子会社であるNavitasysIndiaPrivateLimited(インドバワル州)の株式を取得することを決定した。TDKは、電子部品メーカー。受動部品・センサ応用製品・磁気応用製品・エナジー応用製品などの事業を行っており、30以上の国や地域に250以上の工場、研究

TDK(6762)、米国のセンサメーカーInvenSense社の全株式取得

TDK(6762)は、InvenSense,Inc.(米国カリフォルニア州、InvenSense社)の全発行株式を現金対価で取得し買収を完了した。TDKは、自動車、産業機器及びエネルギー、ICTを重点3領域と位置づけており、IoT領域における事業機会獲得のため、「センサ・アクチュエータ」、「エネルギーユニット」、「次世代電子部品」の3製品の開発に注力している。InvenSense社は、慣性センサプ

TDK(6762)、米国の慣性センサファブレスメーカーInvenSense社の全株式取得

TDK(6762)は、米国InvenSense,Inc.(カリフォルニア州、InvenSense社)の全株式を取得し、完全子会社化することについて、InvenSense社と最終契約を締結することを決定した。本件は、TDKが本件買収のために新設した子会社とInvenSense社とを合併させる三角合併方式で行う。合併対価としてInvenSense社の既存株主には現金が交付される。買収価額は約1,572

TDK(6762)グループ、フランスのセンサメーカーTronics社を公開買付け

TDK(6762)とTronicsMicrosystemsSA(Tronics社)は、TDKの完全子会社であるEPCOSAG(ドイツミュンヘン、EPCOS社)とTronics社が株式公開買付け契約を締結し、その契約に基づきEPCOS社がTronics社の全上場登録株式を1株あたり13.20ユーロで買付ける株式公開買付けを開始することについて合意した。本株式公開買付けは66.67%の達成を成立条件と

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

海外M&A
ベトナムM&Aの競争環境 引くてあまたの現地優良企業を獲得するには

Xinchào(シンチャオ:こんにちは)!本記事では、ベトナムでのM&A投資における問題のひとつ、「厳しい競争環境」に関してお話させて頂きます。(本記事は、2022年11月に公開した記事を再構成しています。)独占交渉権とは「独占交渉権」とは、買手である譲受企業と売手である譲渡企業との間で、一定の間に独占的に交渉することができる権利の事です。一般的に買収ターゲット企業の選定後に、初期的な面談(対面/

日本企業がマレーシアに投資をすべき理由8選

海外M&A
日本企業がマレーシアに投資をすべき理由8選

マレーシアは地味?そんなことはありません!皆さんはマレーシアにどのようなイメージをお持ちでしょうか。シンガポールほど先進的ではなく、インドネシアやベトナムほど人口が増えているわけでもなく…、どちらかと言えば少々地味に思われることが多いマレーシアですが、実は日本の企業がマレーシアに投資するメリットは多岐にわたります。ここでは、経済、政治、国際ビジネスの観点から、日本企業がマレーシアに投資すべき理由を

ASEAN進出への道はシンガポールから!?投資先としてのシンガポールの魅力とは

海外M&A
ASEAN進出への道はシンガポールから!?投資先としてのシンガポールの魅力とは

皆さんシンガポールといえばどのようなイメージをお持ちでしょうか。シンガポールといえば、マーライオンやマリーナベイサンズなど観光都市でもあり、また世界の金融都市としても有名かと思いますが、投資環境としても未だに優れていることをご存知でしょうか。今回はそんなシンガポールの投資環境の魅力について触れていきたいと思います。シンガポールの伸びしろシンガポールという国は国土も非常にコンパクトで、約720平方キ

クロスボーダーM&Aにおける「意向表明書」の基本~法務向け~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける「意向表明書」の基本~法務向け~

本記事では、クロスボーダーM&Aで取り交わされる「意向表明書」について法務の視点から詳しく解説します。クロスボーダーM&Aにおける意向表明書の位置づけある会社が、M&Aの対象として検討している会社(ここでは非上場外国法人の株式譲渡スキームを想定しています。以下「対象会社」)の株主(以下「Seller」)と初期的なミーティングを終え、Sellerから開示された対象会社の基礎的な情報を検討し、M&Aの

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年3月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード