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ジーンテクノサイエンス(4584)、化学素材メーカーJSR(4185)と資本業務提携、第三者割当新株式発行

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ノーリツ鋼機(7744)傘下のジーンテクノサイエンス(4584)は、JSR(4185)との資本業務提携および同社を割当予定先とする第三者割当による新株式発行を決定した。

ジーンテクノサイエンスは、第三者割当増資により、普通株式343,407株(第三者割当後の総議決権数に対する割合3.66%)をJSRに割り当てる。
JSRによる払込金額の総額は500,000,592円。ジーンテクノサイエンスの調達資金の額は手取り概算額で495,000,592円となる。

ジーンテクノサイエンスは、ファブレス型のビジネスモデルによりバイオ医薬品の製造を行っている。

JSRは、タイヤ用合成ゴムから半導体材料、ディスプレイ材料など、高分子技術をベースとした先端の材料の製造に強みを有する。近年はライフサイエンス事業への展開を推し進めており、診断薬に定評のある株式会社医学生物学研究所や米国のバイオ医薬品開発・製造受託会社KBI Biopharma, Inc.を連結子会社化し、同事業を積極的に拡大している。KBIはジーンテクノサイエンスの有力な委託先である。

本件により、ジーンテクノサイエンスならびJSRは、両社の経営資源を組み合わせ、ジーンテクノサイエンスのバイオ医薬品事業ならびにJSRのライフサイエンス事業をそれぞれ強化し、ジーンテクノサイエンスの企業価値ならびにJSRのライフサイエンス事業の事業価値の向上を目指す。

●今後のスケジュール
払込期日 平成28年12月22日
業務提携開始日 平成28年12月22日

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