会社売却先シミュレーション

野村総合研究所(4307)、オーストラリアのITコンサルティング会社ASG社の全株式取得

更新日:

野村総合研究所(4307)は、ASG Group Limited (オーストラリアパース、ASG社)の発行済株式を100%取得し子会社化することについて、同社と合意した。
スキーム・オブ・アレンジメント(Scheme of Arrangement)という友好的な買収手続きを用いて子会社化する。取得価額は27,067百万円。

ASG社は、統合基幹業務システムや経営データ分析、ITインフラ等に関わるコンサルティング、開発・構築、管理・運用サービスを提供している。

本件により、野村総合研究所は、オーストラリアにおいてより高付加価値なサービスの提供を図るとともに、アジア地域等でも、両社の連携により事業の拡大を目指す。

●今後のスケジュール
株式取得日 平成28年12月下旬

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

野村総合研究所に関連するM&Aニュース

野村総合研究所、オーストラリアFIIGを買収

株式会社野村総合研究所(4307、以下:NRI)のグループ会社であるAustralianInvestmentExchangeLimited(オーストラリア・シドニー、以下:AUSIEX)は、FIIGHoldingsLimited(オーストラリア・ブリスベン、以下:FIIG)の発行済株式100%を取得し、6月中の完全子会社化を目指した手続きを開始することを発表した。AUSIEXは、2021年5月にN

キューブシステム、野村総合研究所と資本業務提携へ

株式会社キューブシステム(2335)は、株式会社野村総合研究所(4307)との間で資本業務提携に関する契約を締結することを決定した。併せて、野村総合研究所へ第三者割当の方法による普通株式の新規発行、および自己株式の処分も決定した。キューブシステムは、システムインテグレーション・サービス、システムアウトソーシング・サービスを提供している。野村総合研究所は、コンサルティング、金融ITソリューション、産

野村総合研究所のグループ会社でソフトウェア検証サービス運営のPlanit Test Management Solutions Pty Ltd、英Shift Left Group Limitedの株式取得

株式会社野村総合研究所(4307)のグループ会社であるPlanitTestManagementSolutionsPtyLtd(オーストラリアシドニー、以下Planit)は、ShiftLeftGroupLimited(英国ロザラム、以下ShiftLeft)の発行済全株式を取得し、子会社化した。Planitは、オセアニア地域最大のソフトウェア・クオリティ※の企業。情報システムの品質向上に関わるコンサル

野村総合研究所の豪グループ会社Planit、ニュージーランドQual IT Solutionsを完全子会社化

株式会社野村総合研究所(4307、NRI)のグループ会社PlanitTestManagementSolutionsPtyLtd(オーストラリア・シドニー、Planit)は、QualITSolutionsLimited(ニュージーランド・ウェリントン、QualIT)の発行済全株式を取得し、完全子会社化した。NRIは、情報サービス企業。コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、

野村総合研究所の豪州グループ会社がVelrada Capitalの全株式取得、完全子会社化

株式会社野村総合研究所(4307、NRI)のグループ会社ASGGroupLimited(オーストラリア・西オーストラリア州、ASG)は、VelradaCapital社(オーストラリア・西オーストラリア州、Velrada)の発行済全株式を取得し、完全子会社化した。NRIは、セキュリティサービス事業を展開する子会社を持ち、コンサルティングに強みを持つシステムインテグレーター。グループ会社ASGは、オー

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード