会社売却先シミュレーション

アルフレッサHD(2784)、スペシャリティ医薬品流通エス・エム・ディの株式の一部をを北海道と熊本の医薬品卸売2社へ譲渡

更新日:

アルフレッサホールディングス株式会社(2784)の完全子会社であるアルフレッサ株式会社(東京都千代田区)は、完全子会社であるエス・エム・ディ株式会社(同区)の株式を富田薬品株式会社(熊本市)と株式会社モロオ(札幌市)に対して譲渡する契約を締結した。
エス・エム・ディの株式を対象2社に対してそれぞれ20%ずつ譲渡する。

アルフレッサグループは、高度温度管理物流等の高い輸送技術が必要とされるスペシャリティ医薬品流通を重点分野としている。エス・エム・ディが中心となり、アルフレッサグループ各社および提携先の医療用医薬品卸売会社のネットワークを活用して全国でスペシャリティ医薬品の物流を展開している。

富田薬品およびモロオは、医薬品卸売業を行っている。

アルフレッサグループは本件により、スペシャリティ医薬品流通における連携を更に強化し、スペシャリティ医薬品を必要とする患者、医療機関、医薬品メーカーのニーズに応えて一層の満足度向上を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡日 平成28年3月末完了

医薬品卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アルフレッサ ホールディングスに関連するM&Aニュース

アルフレッサHD、医療機器専門商社の東日本メディカルシステムを買収

アルフレッサホールディングス株式会社(2784)の子会社である東北アルフレッサ株式会社(宮城県仙台市)は、東日本メディカルシステム株式会社(宮城県仙台市)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。東北アルフレッサは、東北6県において、医療用医薬品および医療機器や診断薬をはじめとするメディカル品等の医療用医薬品等卸売事業を展開している。東日本メディカルシステムは、宮城県と岩手県において、医療機器を中

インテージHD、子会社インテージヘルスケアのCRO事業承継会社をアルフレッサHDに譲渡へ

株式会社インテージホールディングス(4326、以下「インテージHD」)は、連結子会社である株式会社インテージヘルスケア(東京都千代田区)のCRO(医薬品開発業務受託機関)事業を、会社分割(新設分割)により新設会社に承継させた上で、当該新設会社の株式の全部をアルフレッサホールディングス株式会社(2784)に譲渡することについて決定した。当該事象により特別利益を計上する。インテージヘルスケアを分割会社

アルフレッサHD、完全子会社間で合併契約締結

アルフレッサホールディングス株式会社(2784)は、完全子会社間で合併契約を締結した。アルフレッサファーマ株式会社(大阪府大阪市)を存続会社、サンノーバ株式会社(群馬県太田市)を消滅会社とする吸収合併方式で行われる。本件は、アルフレッサホールディングスが2022年5月16日付で発表した「医薬品等製造事業における完全子会社間の合併に関する基本合意」に基づくもの。アルフレッサホールディングスは、医薬品

アルフレッサ、プレシジョンと資本提携

アルフレッサホールディングス株式会社(2784)の子会社であるアルフレッサ株式会社(東京都千代田区)は、株式会社プレシジョン(東京都文京区)と資本提携を締結した。アルフレッサHDは、医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具の卸販売、製造販売、輸出入などを行っている。また、調剤薬局の経営とこれらに附帯する事業を行う子会社の管理などを行っている。子会社のアルフレッサは、医療用医薬品など卸売事業を行ってい

アルフレッサHD、しんようフォレストHDの子会社の全株式取得、基本合意へ

アルフレッサホールディングス株式会社(2784)は、株式会社しんようフォレストホールディングス(長崎県諫早市)との間で、株式会社宮崎温仙堂商店(長崎県諫早市)の発行済全株式を取得する取引に関して基本合意書を締結した。アルフレッサHDは、医薬品、医療用検査試薬、医療機器・用具の卸販売、製造販売、輸出入などを行っている。調剤薬局の経営とこれらに附帯する事業を行う子会社の管理などを行っている。しんようフ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード