
ヒューリックが連結子会社のリソー教育グループにTOBへ
ヒューリック株式会社(3003)は、株式会社リソー教育グループ(4714)の普通株式及び新株予約権に対して公開買付け(TOB)を実施することを決定した。
ヒューリックは、東京23区の駅近を中心に保有する賃貸物件を活用した不動産賃貸事業を中核に、不動産開発やアセットマネジメントを手がけている。保険事業やホテル・旅館事業のほか、こども教育事業などの新規事業領域にも取り組んでいる。
リソー教育グループは、完全1対1の個別指導による進学学習指導を中核とする教育グループの持株会社。進学個別指導塾「TOMAS」や、名門幼稚園・名門小学校の受験指導を行う「伸芽会」などを傘下で運営している。
本件は、ヒューリックが株式の50.87%を所有する連結子会社のリソー教育グループを、完全子会社化することを目的としている。買付価格は普通株式1株につき295円。リソー教育グループの取締役会は本TOBへの賛同と応募推奨を表明している。
ヒューリックは、第2位株主の学校法人駿河台学園との間で、駿河台学園が所有する株式の全てを本TOBに応募する旨の応募契約を締結している。
ヒューリックは、現在の資本関係に起因する利益帰属や利益相反上の制約を解消し、グループ一体経営へ移行することを狙う。経営資源の配分を柔軟かつ機動的に行える体制の構築を図る。
シナジーとして、ヒューリックが完全子会社化した東大受験指導専門塾「鉄緑会」の運営会社である株式会社東京教育研との連携を見込む。グループ全体で幼児教育から最難関大学受験までをカバーする教育サービスのラインナップが完成する。
また、リソー教育グループの新中期経営計画に対し、DX化のサポートや資金援助など機動的な支援が可能になることも期待される。本TOBの成立後、所定の手続を経てリソー教育グループ株式は上場廃止となる見込み。
今後の予定:
公開買付期間:2026年10月14日~2026年11月26日
決済の開始日:2026年12月3日(予定)








