
フジタコーポレーションが酪農業の市川牧場を子会社化へ
株式会社フジタコーポレーション(3370)は、農地所有適格法人である株式会社市川牧場(北海道中川郡美深町)の株式を取得し、連結子会社とすることを決定した。
フジタコーポレーションは、北海道苫小牧市に本社を置く企業。飲食・小売事業や製造・卸売事業、農畜産事業を手がけており、ミスタードーナツや牛角などのフランチャイズチェーンを運営している。
市川牧場は、生乳生産や飼料作物の栽培、乳牛の飼育といった酪農業を営む企業。
本件は、日本の農業・酪農業界における後継者不足問題への対応と、持続可能な酪農モデルの構築を目的としている。フジタコーポレーションは北海道企業として、道産食材を活用したアグリビジネスの展開と食品供給チェーンの強化を進めており、その一環として市川牧場の株式取得を決めた。
取得後の資本構成は、農地法が定める農地所有適格法人の議決権要件を満たすため、フジタコーポレーションの議決権比率を40.0%にとどめる。一方で無議決権のA種優先株式を活用し、経済的持分割合は99.4%を保有する。残る議決権60.0%は、市川牧場の常時従事役員予定者が保有する。
フジタコーポレーションは市川牧場の取締役会の過半数を占める役員を派遣する予定で、株主間契約により重要事項について事前承諾を義務付ける体制を構築する。これらを踏まえ、実質支配力基準に基づき市川牧場を連結子会社として取り扱う。
取得価額は、対象会社株式が113百万円、アドバイザリー費用等を含めた概算の合計額が139百万円。現代表取締役の市川博氏は、引き続き取締役として経営に携わる予定としている。
今後の予定:
契約締結日:2026年9月30日(予定)
株式譲渡実行日:2026年9月30日(予定)








