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石油資源開発、北海道におけるガス製造事業・販売事業などを北海道電力に売却

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石油資源開発株式会社(1662、JAPEX)は、北海道におけるガス製造事業、販売事業およびガス導管事業(以下:総称して本事業)を、北海道電力株式会社(9509)へ譲渡することを決定した。

なお、北海道における原油・天然ガスの探鉱・開発・生産(E&P)事業については、本事業譲渡の対象外となるため、引き続き事業を継続する。

JAPEXは、北海道内の顧客に向け、ガス導管(パイプライン)やタンクローリーを用いて、勇払油ガス田から生産された天然ガスやLNG基地で受け入れたLNGの安定供給を行っている。

北海道電力は、発電・小売電気事業等を行っている。

目的

JAPEXは、2022年3月に策定した「JAPEX経営計画2022-2030」のもと、収益力の強化と中長期の事業基盤構築に向けた取り組みを進めており、事業ポートフォリオを見直した結果、本事業の譲渡を決定した。

なお、北海道のE&P事業の拠点である勇払油ガス田の生産操業は引き続き行い、譲渡先である北海道電力に天然ガスの供給を行う。

事業譲渡の内容

  • 本事業の内容
    ガス製造、販売事業は、パイプラインによる天然ガスの販売およびLNG受入基地で受け入れたLNGをタンクローリーで販売する事業。
    また、ガス導管事業は、北海道内にて保有しているパイプラインを用いて託送供給サービスを提供している。
  • 譲渡価額
    310億円

日程

譲渡実行日:2027年3月期(予定)

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