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三井化学、ポリオレフィン用助触媒製造販売の日本アルキルアルミを完全子会社化

更新日:

三井化学株式会社(4183)とKetjen Netherlands Holdings B.V.(オランダ アムステルダム、以下:Ketjen)は、両社で共同保有・運営している日本アルキルアルミ株式会社(東京都千代田区)の株式売買契約を締結した。

2025年10月1日付で、三井化学は、Ketjenが保有する日本アルキルアルミの全株式を取得し、完全子会社とする。

三井化学は、ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業、モビリティソリューション事業、ICTソリューション事業、ベーシック&グリーン・マテリアルズ事業を行っている。

Ketjenは、石油化学、製油、特殊化学産業の主要メーカーに対して、先進的な触媒ソリューションを提供している。

日本アルキルアルミは、アルキルアルミ等の有機金属化合物およびその誘導体の製造・販売を行っている。

目的

本件により、三井化学の完全子会社になることが、日本アルキルアルミの企業価値の向上を図れると判断し、株式譲渡を決定した。

三井化学は、ポリオレフィン、合成ゴム、高級アルコールなどの化学製品を製造する際の触媒・助触媒、医薬品や電子材料分野で用いられるアルキルアルミ等の有機金属化合物およびその誘導体の製造・販売において、経営資源を効率的かつ積極的に投入することで、ICTソリューション事業における半導体・実装領域やポリオレフィン製造用助触媒の安定供給を図る。

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