株価算定シミュレーション

ニチガス、LPガス事業の門倉商店を買収

更新日:

日本瓦斯株式会社(8174、以下:ニチガス)は、株式会社門倉商店(東京都中央区)の発行済株式のほぼ全数を取得し、グループ会社化した。

ニチガスは、総合エネルギー企業として、エネルギー事業、プラットフォーム事業を行っている。

門倉商店は、LPガス関連事業、液化自動車事業、不動産関連事業等を行っている。主力のLPガス事業において、千葉県・茨城県を中心に約3000件の小売り顧客をもつ。

目的

LPガス業界は、配送員等の慢性的な不足により、LPガスボンベの配送コストなどが上がっている。

両社は、本件M&Aにより、充填、配送、検針、保安、システム等の事業基盤を統合していくことで、物流網を効率化し、設備稼働率を向上させる。

また、LPガス原料や関連機材の共同仕入れや、営業拠点の集約化を進め、経営効率を高める狙い。

建材・金属材料等卸売業界のM&A・事業承継の動向はこちら

日本瓦斯に関連するM&Aニュース

日本ガス、会社分割によりシステム事業を完全子会社「雲の宇宙船」に承継へ

日本瓦斯株式会社(8174、以下「日本ガス」)は、システム開発・保守・運用等のシステム事業を、完全子会社である株式会社雲の宇宙船(東京都渋谷区)へ承継する吸収分割契約を締結した。日本ガスを分割会社とし、雲の宇宙船を承継会社とする吸収分割方式。本会社分割に際し、承継会社である雲の宇宙船は普通株式20千株を発行し、それらをすべて日本ガスに対して割当交付する。日本ガスは、LPガスおよび都市ガスの供給を手

日本ガス、グループの組織再編(会社分割・吸収合併)実施へ

日本ガス株式会社(8174)は、グループの組織再編を決定した。【組織再編概要】(1)子会社3社(東彩ガス、東日本ガス、北日本ガス)のエネルギー小売事業を会社分割により日本ガスに承継(2)日本ガス、東日本ガス、北日本ガスのガス導管事業等を、会社分割および吸収合併により東彩ガスに承継日本ガスは、LPガスおよび都市ガスの供給を手掛ける総合エネルギー会社。日本ガスは、グループにおいて顧客視点で新たなエネル

日本瓦斯(8174)とメタップス(6172)、資本業務提携

日本瓦斯(8174)と株式会社メタップス(6172)は資本業務提携を行うことを決定した。日本瓦斯は、LPガス、都市ガス、電力などエネルギー販売業を展開している。メタップスは、データ解析によるアプリ収益化プラットフォームの運営、SPIKE決済事業の運営を行っている。本件により、両社は、ICTやAI技術を活用した「スマートエネルギー」への取り組みを進め、顧客の利便性と業務効率の向上を追求することにより

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

M&A全般
個人でもM&Aはできる?メリット・活用サービス・契約の流れを解説

経営者の高齢化や後継者不足といった社会背景を受け、近年では中小企業の事業承継が深刻な課題となっています。その中で注目されている個人でのM&Aは、従来の起業と比較して、初期投資や事業リスクを抑えて独立を実現できる点が特徴です。一方で、契約関係のリスクや従業員・取引先との関係構築といった課題も伴うため、適切な知識とサポートが求められます。本記事では、個人M&Aが注目される背景から、具体的なメリット・デ

M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&A全般
M&Aのメリット・デメリットは?買い手・売り手別に解説

M&Aは、企業成長や事業承継の有効な手段として注目されていますが、買い手・売り手それぞれにメリットとデメリットがあります。本記事では、M&Aの買い手・売り手双方の視点から、そのメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、成功のためのポイントをご紹介します。さらに、M&Aが従業員や取引先、地域社会に与える影響と適切な対策についても触れ、M&Aを検討している経営者の方々が失敗を避けるための実践的な情

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード