会社売却先シミュレーション

戸田建設、米Platinum Landscapeから事業を譲受け

更新日:

戸田建設株式会社(1860)は、米国100%子会社である戸田アメリカ株式会社(米国カリフォルニア州)を通じ、Platinum Landscape,Inc.(米国カリフォルニア州、以下:プラチナランド社)の事業を、2024年8月28日付けにて譲り受けた。

戸田建設は、建築・土木、海外、投資開発、再生可能エネルギーなどの事業を行っている。

プラチナランド社は、戸建て分譲住宅および同住宅街における植栽工事の施工、維持管理サービスを行っている。

背景・目的

戸田建設グループは、中期経営計画における重点管理事業の一つとして海外事業を掲げており、これまで米国では、カリフォルニア州を中心にオフィスビル等の商業不動産の賃貸事業を展開し、堅調な成長を実現してきた。

また、コロナ禍以降のオフィス市場の根本的な変化や為替レート、米国金利動向の影響を受けて、米国における取組方針の転換期を迎えている。

今回の事業譲受は、係る環境変化に対応するためにM&Aを活用した外部成長戦略としての新たな柱と位置付けている。

プラチナランド社が主に事業活動を行っているカリフォルニア州オレンジ郡、サンディエゴ郡、および、リバーサイド郡は、安定した人口増加と住宅需要増が見込まれるエリアである。

米国における街づくりにおいて不可欠な要素となっている植栽という事業領域にて、良質なサービスを提供することで、底堅い成長と地域社会への貢献の実現を目指す。

戸田建設に関連するM&Aニュース

戸田建設、各種設備工事・スーパー銭湯運営のカケンを買収

戸田建設株式会社(1860)及びその連結子会社である株式会社アペックエンジニアリング(埼玉県さいたま市)は、株式会社カケン(愛知県名古屋市)の発行済み株式の全部を取得し、連結子会社化した。アペックエンジニアリングは、戸田建設グループの設備会社。空気調和(A)・給排水衛生(P)・電気(E)・建築(C)及びリニューアル・防災・ESCO事業などの設計及び施工・保守・メンテナンスを行っている。カケンは、各

戸田建設、ニュージーランドのホテルCoherent社株過半取得で開発事業に着手

戸田建設株式会社(1860)は、100%子会社TodaAsiaPacificPte.Ltd.(シンガポール、以下「TAP社」)を通じ、ニュージーランドでホテル事業を展開するColwallグループのCoherentHotelLtd.(ニュージーランド、以下「Coherent社」)の第三者割当増資を引き受け、Coherent社株式の過半(51%)を取得した。Coherent社の増資後の資本金が、戸田建

戸田建設、シンガポール子会社を通じてニュージーランドのホテル事業会社を買収

戸田建設株式会社(1860)は、2023年12月27日開催の取締役会において、シンガポール共和国における子会社であるTodaAsiaPacificPte.Ltd.(シンガポール、以下「TAP社」。)がニュージーランドにおいてホテル事業を営むCoherentHotelLtd.(ニュージーランド、以下「Coherent社」)の第三者割当増資を引き受けることにより、子会社化(戸田建設の孫会社)することに

戸田建設、人材派遣業のグリーン・サポート・システムズを買収

戸田建設株式会社(1860)は、2023年12月26日付で、グリーン・サポート・システムズ株式会社(東京都中央区)の発行済み株式の全てを取得し完全子会社化した。戸田建設は、建築・土木、地域開発・都市開発事業、不動産事業、再生可能エネルギーなどによる発電事業を行う。グリーン・サポート・システムズは、人材派遣業、人材紹介業、請負事業を行う。戸田建設はグリーン・サポート・システムズの有する人材紹介業のノ

戸田建設のブラジル孫会社、陸上風力発電事業の2社を買収

戸田建設株式会社(1860)は、ブラジル連邦共和国における孫会社TODAEnergia2Ltda.(RioGrandedoNorte州PedroAvelino市、以下TEB2社)が陸上風力発電事業を行う子会社2社(戸田建設の曾孫会社)を取得し、取得後に増資する(特定子会社化)ことについて決定した。取得する会社は、UsinaEolicaCasqueiraALtda.、UsinaEolicaCasqu

この記事に関連するタグ

「事業譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業譲渡とは?活用場面やメリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?活用場面やメリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。[c

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード