株価算定シミュレーション

富士通、ドイツGK Software SE社に対する公開買付け実施を決定

更新日:

富士通株式会社(6702)は、GK Software SE(ドイツ シェーネック、以下GK Software)と企業結合契約を締結した。

これに関連して、富士通の完全子会社であるFujitsu ND Solutions AG(以下、ND Solutions)は、GK Softwareの発行済株式の全てを取得するため公開買付けを実施する。

買付価格は1株当たり190.00ユーロで、取引総額は432百万ユーロ(約622億円)を予定している。
GK Softwareのマネジメント・ボードおよびスーパーバイザリー・ボードは本取引を歓迎・賛同している。

富士通は、コンピュータ機器や通信システム、情報処理システムなど手掛ける大手電機メーカー。

GK Softwareは、ドイツのシェーネックに本社を置くSaaS型ソフトウェア専門プロバイダー。

本取引にて富士通は、成長戦略の柱である「Fujitsu Uvance」を加速させるとともに、GK Softwareとのビジネスパートナーシップの基盤とする。
また、事業ポートフォリオの入れ替えや、変革をもたらすことで競争力の強化を図る。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

富士通に関連するM&Aニュース

富士通、ブレインパッドへTOB実施へ

富士通株式会社(6702)は、株式会社ブレインパッド(3655)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ブレインパッドは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、ブレインパッド株式は上場廃止となる見通し。富士通は、大手の総合電機メーカー兼総合ITベンダー。ブレインパッドは、デ専門人材によるデータ分析、SaaSプロダクトによるデータ活用のサービスを提供している。目的富士

ALSOK、子会社のALSOKファシリティーズが富士通子会社からの事業承継を発表

綜合警備保障株式会社(2331、以下:ALSOK)は、完全子会社であるALSOKファシリティーズ株式会社(東京都千代田区)が、富士通株式会社(6702)の子会社等の事業を譲り受けることを決定し、同社との間で合意した。ALSOKファシリティーズを承継会社とし、富士通の完全子会社である富士通ホーム&オフィスサービス株式会社(神奈川県川崎市)を分割会社とする吸収分割により、警備事業、清掃事業、施設管理事

富士通、SaaSソリューション提供の独 GK Software SE を買収

富士通株式会社(6702)は、GKSoftwareSE(ドイツ、以下:GKSoftware)の全株式を取得し、完全子会社化した。富士通は、サービスソリューション、ハードウェアソリューション、ユビキタスソリューションを展開している。GKSoftwareは、流通小売業界向けのPOSソリューション・SaaSソリューションを展開している。目的本件M&Aにより、連携を強化し、富士通の有する「FujitsuK

リコー、富士通子会社のPFUを完全子会社化

株式会社リコー(7752)は、富士通株式会社(6702)が所有する株式会社PFU(石川県かほく市)の普通株式の一部(発行済み株式数の20%)を取得し、完全子会社化することを決定した。同社は、2022年9月1日付で「(開示事項の経過)株式会社PFUの株式の取得(子会社化)完了に関するお知らせ」を公表し、富士通から同社の子会社であるPFUの普通株式の一部(発行済み株式数の80%)を取得、連結子会社とし

古河電気工業、富士通オプティカルコンポーネンツを買収

古河電気工業株式会社(5801)は、富士通株式会社(6702)の100%子会社である富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社(神奈川県川崎市、以下:FOC社)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。古河電気工業は、メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波の4つのコア技術を強みに、インフラ分野、自動車部品分野等の多岐にわたる技術・製品・サービスを提供している。FOC社は、光通信ネットワークを構築

この記事に関連するタグ

「子会社・クロスボーダーM&A・TOB」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

【TOB事例インタビュー】ウェディング事業と 貸会議室事業の 意外なシナジー

広報室だより
【TOB事例インタビュー】ウェディング事業と 貸会議室事業の 意外なシナジー

ウェディング関連事業を運営するノバレーゼは、2024年11月14日、貸会議室を運営・管理するティーケーピーによるTOBに賛同する意思決定をしました。日本M&Aセンターは、ノバレーゼ側のファイナンシャル・アドバイザー(FA)として支援。ノバレーゼの増山様と福本様にTOB成立までの経緯を聞きました。(取材日:2025年6月16日)株式会社ノバレーゼ取締役執行役員経営戦略本部長増山晃年様経営戦略部長ビジ

クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

海外M&A
クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

新しい市場への進出や事業の拡大を目指し、多くの企業がクロスボーダーM&A(海外M&A)に取り組んでいます。クロスボーダーM&A活況の流れは、近年中堅・中小企業にも幅広く及んでおり、新たな市場を目指してあらゆる企業がチャレンジしています。特にASEAN地域の企業とのM&Aの増加傾向は顕著です。しかし、海外とのM&Aについては経験やノウハウが少ない、あるいは全くない企業が大多数であるのが実態です。そこ

インドネシア アンボン島出張記

海外M&A
インドネシア アンボン島出張記

皆さん、こんにちは。インドネシア駐在員事務所の河田です。先日、とあるインドネシア企業の現地視察にて、インドネシア東部マルク州の州都であるアンボンに出張してきました。約17,000以上の島で構成されているインドネシアですが、アンボン島もその1つであり、アンボンは、そのアンボン島の主要都市です。なかなか馴染みが無いという人も多いと思いますので、今回はアンボン島と、今回視察してきたインドネシア企業につい

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード