会社売却先シミュレーション

テクノプロ・HD、SAP導入コンサルティング事業等を行うジーコムネットの全株式取得、吸収合併へ

更新日:

テクノプロ・ホールディングス株式会社(6028)は、株式会社ジーコムネット(東京都港区)の発行済普通株式の100%をテクノプロ・HDの連結子会社である株式会社テクノプロ(東京都港区)が取得し、子会社化すること、および、本株式取得後速やかに、テクノプロを存続会社とし、ジーコムネットを消滅会社とする吸収合併を行うことを決定した。

テクノプロ・HDは、グループ会社の統括および運営を行っている。

連結子会社のテクノプロは、機械、電気、電子、組込制御、情報システム、情報インフラ、プラントエンジニアリング、化学、バイオ、医薬、新素材など各種技術分野における研究開発や商品開発などの技術サービスを提供している。

ジーコムネットは、プロジェクトマネージメント、システム構築の企画・立案、SAP社ERPパッケージ導入のコンサルティング、SAP社ERPパッケージの導入および保守・運用、ITインフラの要件定義、設計、構築および保守・運用を行っている。

本件M&Aにより、テクノプロ・HDは、SAP導入コンサルティングおよび開発ならびにITインフラ構築の上流工程に強みを有するジーコムネットをグループ化することで、現在テクノプロが注力しているERP事業の開発・人材育成ノウハウを獲得し、エンドユーザーへの提案力の強化を図る。

・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2021年7月30日
合併契約締結日 2021年8月30日
合併期日(効力発生日) 2021年10月1日

人材派遣・紹介業界のM&A・事業承継の動向はこちら

テクノプロ・ホールディングスに関連するM&Aニュース

米ブラックストーン、テクノプロへのTOBが成立

米投資会社のブラックストーン(米国ニューヨーク州)による傘下のビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディング株式会社(東京都港区)を通じた、テクノプロ・ホールディングス株式会社(6028、以下:テクノプロ)の公開買付け(TOB)が、2025年9月24日をもって終了した。応募株券等の総数(83,300,919株)が買付予定数の下限(69,460,100株)以上となったため成立している。テクノプロ

米ブラックストーン、技術者派遣サービスのテクノプロに対しTOB実施へ

米投資会社のブラックストーン(米国ニューヨーク州)は、傘下のビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディング株式会社を通じて、テクノプロ・ホールディングス株式会社(6028、以下:テクノプロ)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。テクノプロは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、テクノプロ・ホールディングス株式は上場廃止となる見通し。テクノプロ・グループは、機

テクノプロHD(6028)、英国の技術系人材会社Orion Managed Services Limitedを子会社化

テクノプロ・ホールディングス(6028)は、OrionManagedServicesLimited(英国・バッキンガムシャー)の発行済株式60.0%を取得し、子会社化した。テクノプロHDは、進行中の中期経営計画においてグローバル化の推進を掲げている。M&Aの活用による、海外拠点と経営陣・コンサルタント・技術者のスピーディな獲得を推進しており、2018年3月にはシンガポール・インド・マレーシアに拠点

テクノプロHD(6028)グループ、技術開発支援会社テクノライブを子会社化

テクノプロHD(6028)及び連結子会社である株式会社テクノプロは、テクノライブ株式会社(広島市)の発行済普通株式100%をテクノプロが取得し子会社化することを決定した。テクノプロHDは、進行中の中期経営計画において、コア事業である技術者派遣事業の安定的成長を掲げている。テクノライブは、技術開発支援及び受託開発サービス、システム開発を手掛けている。広島、東京を中心に約170名のエンジニアを擁し、組

テクノプロHD(6028)、シンガポールの技術者派遣会社Helius Technologiesを子会社化

テクノプロ・ホールディングス(6028)は、HeliusTechnologiesPteLtd(シンガポール、HeliusTechnologies)を子会社化することを決定した。取得価額は2,560百万円。株式所有割合は51.0%となる。テクノプロHDは、進行中の中期経営計画において「グローバル化の推進」を掲げ、日系企業海外拠点の支援及び外国人活用の強化をM&Aを通じて推進している。HeliusTe

この記事に関連するタグ

「吸収合併・株式譲渡・子会社」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

「吸収合併・株式譲渡・子会社」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード