会社売却先シミュレーション

日本ペイントHD、シーラントおよび接着剤の製造販売を行うVital Technical Sdn. Bhd. の株式取得、子会社化へ

更新日:

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)は、連結子会社のNippon Paint (M)Sdn. Bhd.(マレーシア)を通じて、Vital Technical Sdn. Bhd. (マレーシア、Vital Technical)の株式を取得することに合意した。
取得割合は、75%となる。

日本ペイントHDは、自動車、ビルや戸建て住宅などの建物、橋梁などの大型構造物、新幹線や大型機械、船舶、オフィス用品など幅広い領域での塗料事業を展開している。

マレーシアの連結子会社Nippon Paint (M)Sdn. Bhd.は、建設用(建築・土木構造物)塗料、自動車補修用塗料の製造および販売を行っている。

Vital Technicalは、シーラントおよび接着剤の製造・販売を行っている。

本件M&Aにより、日本ペイントHDは、グループおよびVital Technicalとの相互販売の拡大や、コーキング剤のブランド事業「Selleys」を含めた製品ラインナップの拡充により、塗料周辺事業の成長を加速させるとともに、生産設備能力の拡大や原材料調達の連携等によりさらなる効率性向上を図る。

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

日本ペイントホールディングスに関連するM&Aニュース

日本ペイントホールディングス、米化学企業AOC社を買収

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)は、米国の化学品企業AOC,LLC(米国テネシー州)などを傘下とする持ち株会社LSF11A5TopCoLLC(米国テネシー州、以下:AOC社)の子会社化を発表した。日本ペイントホールディングスは、建築・構造物・自動車用などの塗料を製造する化学メーカー。AOC社は、コーティング周辺製品等向けの不飽和ポリエステルやビニルエステル等の配合設計・製造・販売を

日本ペイントホールディングス、インドの塗料メーカー2社の株式取得へ

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)は、NipponPaint(India)PrivateLimited(インドカーンチープラム、以下NPI)およびBergerNipponPaintAutomotiveCoatingsPrivateLimited(インドニューデリー、以下BNPA)の株式を取得することを決定した。NPIの株式は日本ペイントホールディングスが、BNPAの株式は日本ペイント

日本ペイントホールディングス、特定子会社を通じ伊N.P.T. s.r.l.の株式取得へ

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)は、特定子会社であるDGLInternational(UK)Ltd(イングランドロンドン)を通じて、N.P.T.s.r.l.(イタリアヴァルサモッジャ、以下NPT社)の株式を51%取得することを決定した。日本ペイントホールディングスは、建築内装、自動車塗装、工業用塗料事業などを行うグループの持株会社。DGLInternational(UK)Ltdは、

日本ペイントHD、欧州塗料メーカー企業の株式取得、孫会社化へ

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)の連結子会社であるDuluxGroupLimited(イギリス・ロンドン、DuluxGroup社)は、中・東欧において建築用塗料およびETICS(断熱材)などの製造・販売を手がけるDPJUBdelniškadružbapooblaščenkad.d.(スロベニア、JUB社)およびJUB社の子会社などの株式を取得し、孫会社化することを決定し、株式譲渡契

日本ペイントHD、欧州塗料メーカーCromology Holding SASを孫会社化へ

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)は、連結子会社であるDuluxGroupLimited(オーストラリア・メルボルン、DuluxGroup社)が、イギリスに新たに設立したDGLInternational(UK)Ltd(イギリス・ロンドン)を通じて、欧州において建築用塗料等の製造・販売を手掛けるCromologyHoldingSAS社(フランス・クリシー、Cromology社)およびC

この記事に関連するタグ

「子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

海外M&A
クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

新しい市場への進出や事業の拡大を目指し、多くの企業がクロスボーダーM&A(海外M&A)に取り組んでいます。クロスボーダーM&A活況の流れは、近年中堅・中小企業にも幅広く及んでおり、新たな市場を目指してあらゆる企業がチャレンジしています。特にASEAN地域の企業とのM&Aの増加傾向は顕著です。しかし、海外とのM&Aについては経験やノウハウが少ない、あるいは全くない企業が大多数であるのが実態です。そこ

インドネシア アンボン島出張記

海外M&A
インドネシア アンボン島出張記

皆さん、こんにちは。インドネシア駐在員事務所の河田です。先日、とあるインドネシア企業の現地視察にて、インドネシア東部マルク州の州都であるアンボンに出張してきました。約17,000以上の島で構成されているインドネシアですが、アンボン島もその1つであり、アンボンは、そのアンボン島の主要都市です。なかなか馴染みが無いという人も多いと思いますので、今回はアンボン島と、今回視察してきたインドネシア企業につい

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。原則20%以上の議決権の保有が条件ですが、20%未満での場合でも「一定の要件」にあてはまると関連会社になります。具体的に「一定の要件」とは、以下の内容を指します。|一定の要件:議決権保有比率が15%以上20%未満で、以下➀~⑤項目のいずれかに該当する場合||:------

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード