会社売却先シミュレーション

ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)、シンガポールの業務用厨房機器設計・販売会社の株式取得、子会社化

更新日:

ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は、海外事業を統括する子会社YOSHIMURA FOOD HOLDINGS ASIA PTE. LTD.(シンガポール、YFHA)が、NKR CONTINENTAL PTE. LTD.(シンガポール)の株式を取得し、子会社化することを決定した。
取得価額は概算2,016百万円。所有割合は70.0%となる。

ヨシムラ・フード・ホールディングスは、食品等の製造及び販売をおこなう中小企業の支援・活性化を目的とし、持株会社としてグループ全社の経営戦略の立案・実行及び経営管理をおこなうとともに、各子会社に対しては、営業、製造、仕入・物流、商品開発、品質管理、経営管理といった機能ごとに横断的に管理する「中小企業支援プラットフォーム」を構築し、支援をしている。

YFHAは、シンガポールの地域統括会社として、寿司等製造、水産品卸売、水産品加工などを手掛けるグループ企業とともに、アジア地域において事業拡大を進めている。

NKR CONTINENTAL PTE. LTD.は、主に欧米や日本のメーカーから仕入れた業務用厨房機器や、自社工場で製造した業務用厨房機器を、主にシンガポールやマレーシアの高級ホテル、病院、ファーストフードチェーン、レストラン等に対し、設計、販売、施工している。

本件M&Aにより、ヨシムラ・フード・ホールディングスは、両社の販路を共有することで、売上増加を図る。また更に、開拓中のマレーシアにおける販路に対し、日本国内の自社グループ商品を販売することで、売上増加を図る。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2020年1月15日

ヨシムラ・フード・ホールディングスに関連するM&Aニュース

ヨシムラ・フードHD、マレーシアとシンガポールの業務用厨房機器の輸入販売2社を買収

株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884、以下:ヨシムラ・フードHD)は、子会社であるYOSHIMURAFOODHOLDINGSASIAPTE.LTD.(シンガポール、以下:YFHA)が、EXAMASJAYASDN.BHD.(マレーシア、以下:EXAMAS)及びEQUIPMAXPTE.LTD.(シンガポール、以下:EQUIPMAX、EXAMASと併せて:対象会社)の発行済株式70%を取

ヨシムラ・フードHD、中華料理材料製造の富強食品を買収

株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は、株式会社富強食品(千葉県野田市)の株式を取得し、子会社化することを決定した。ヨシムラ・フード・ホールディングスは、食品関連会社の株式を保有する持株会社。富強食品は、中華料理用材料の製造販売を行っている。目的ヨシムラ・フード・ホールディングスは、富強食品の商品力とノウハウ、確立されたブランド力、ニッチな市場における高いシェア、確固たる事業基盤

ヨシムラ・フード・ホールディングス、ワイエスフーズを子会社化へ

株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は、株式会社ワイエスフーズ(北海道茅部郡)の発行済株式70%を取得し、子会社化することを決定した。ヨシムラ・フード・ホールディングスは、後継者不足などの問題を抱える中小食品企業のグループ化により、各社が持つノウハウや人材活用の支援を行っている。ワイエスフーズは、水産加工製造業(ほたて貝柱、いくら醤油漬、いかそうめん、たこ刺し、つぶわさび等)を行

ヨシムラ・フード・ホールディングス、ホタテ等の製造加工・販売を行うマルキチを子会社化へ

株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は、株式会社マルキチ(北海道網走市)の発行済株式70%をを取得し、子会社化することを決定した。ヨシムラ・フード・ホールディングスは、後継者不足などの問題を抱える中小食品企業のグループ化により、各社が持つノウハウや人材活用の支援を行っている。マルキチは、北海道網走市に本社および工場を構え、ホタテを中心に、サケ、イクラ、カニ等の製造加工・販売を行う

ヨシムラ・フード・HD、削り節等の製造・加工を行う林久右衛門商店を子会社化へ

株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)は、株式会社林久右衛門商店(福岡県福岡市)の株式(同社が保有する自己株式を除く)を取得し、子会社化することを決定した。ヨシムラ・フード・ホールディングスは、食品関連会社の株式を保有する持株会社。子会社において各種食品の製造・販売を行っている。林久右衛門商店は、削り節等の製造・加工・販売業を行っている。ヨシムラ・フード・ホールディングスは、林久右

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード