会社売却先シミュレーション

ティーケーピー(3479)、レンタルオフィス世界大手IWGのロンドン子会社より日本事業運営会社の全株式取得、子会社化

更新日:

ティーケーピー(3479)は、特別目的会社である株式会社TKPSPV-9号(東京都新宿区)を通じて、IWGの完全子会社であるRegus Group Limited(ロンドン、Regus)より、日本リージャスホールディングス株式会社(東京都新宿区)の発行済全株式を取得し、子会社化することを決定した。

ティーケーピーは、ホテル宴会場・貸会議室運営ビジネス軸に、遊休不動産を対象とした空間再生流通事業を展開している。

IWGは、スイスに本社を置く世界最大のワークスペースプロバイダー。そのネットワークは、世界110カ国超、1,100都市超、3,300拠点超、会員250万人超に及ぶ。
日本リージャスHDは、IWGの日本事業として国内最大のネットワークを持つレンタルオフィス会社。全国約30都市・130拠点以上に展開している。

本件M&Aにより、ティーケーピーは、日本リージャスHDの既存拠点を獲得するとともに、日本国内におけるIWG各ブランドの独占的運営権等を得る契約をIWGとの間で締結した。フレキシブルオフィス市場での本格的な展開を加速することで、更なる価値創造を図る。

不動産開発・流通・賃貸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ティーケーピーに関連するM&Aニュース

ティーケーピー、「ほっかほっか亭」のハークスレイとの業務提携などを発表

株式会社ティーケーピー(3479、以下:TKP)は、2025年4月14日付で、株式会社ハークスレイ(7561)と業務提携契約を締結したことを発表した。また、この業務提携の一環として、2025年4月24日付でハークスレイの子会社である株式会社味工房スイセン(東京都品川区)の発行済株式の一部を取得し、持分法適用会社とすることを決定した。TKPは、フレキシブルスペース事業、ホテル・宿泊研修事業、イベント

ティーケーピー、音響・照明・映像演出の設計・施工のインターメディアグループを買収

株式会社ティーケーピー(3479、以下:TKP)は、株式会社インターメディア(東京都練馬区)および有限会社ホットスタッフ(沖縄県中頭郡)の発行済み株式を、2025年3月31日に100%取得し、子会社化した。TKPは、フレキシブルスペース事業、ホテル・宿泊研修事業、イベントプロデュース事業、BPO事業、料飲・バンケット事業を行っている。インターメディア及びホットスタッフは、ブライダル会場やホテルバン

TKP、レンタルオフィス「fabbit」事業を承継

株式会社ティーケーピー(3479、以下:TKP)は、株式会社システムソフト(7527)およびAPAMAN株式会社(東京都千代田区)が展開する「fabbit」事業を会社分割(簡易吸収分割)により承継することを決定した。TKP、フレキシブルスペース事業、ホテル・宿泊研修事業、イベントプロデュース事業、BPO事業、料飲・バンケット事業を行っている。システムソフトは、システム開発、システムサービスの提供を

ティーケーピー、ノバレーゼへのTOBが成立で連結子会社へ

株式会社ティーケーピー(3479)による、株式会社ノバレーゼ(9160)の公開買付け(TOB)が、2024年12月12日をもって終了した。応募株券等の総数(8,410,801株)が買付予定数の下限(4,693,900株)以上となったため成立している。本公開買付けの結果、2024年12月19日(本公開買付けの決済の開始日)付で、ノバレーゼは、ティーケーピーの連結子会社となる予定である。

ティーケーピー、ノバレーゼへTOB実施へ

株式会社ティーケーピー(3479)は、株式会社ノバレーゼ(9160)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。ノバレーゼは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後も、ノバレーゼは上場を維持する見通し。ティーケーピーは、空間再生流通事業(フレキシブルスペース、ホテル・宿泊研修、料飲・バンケット、イベントプロデュース、BPOの5つの領域から構成)、リリカラ事業を行っ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

広報室だより
関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip 2022」に登壇!

2022年11月下旬に大阪市内で開催された関西最大規模のビジネスカンファレンス「WestShip2022」(主催:株式会社ニューズピックス)で、株式会社日本M&Aセンターの渡部恒郎がトークセッションに登壇しました。当日の模様を紹介します。(本記事は2022年12月に執筆されました。内容は当時の情報です。)(写真左から)株式会社日本M&Aセンター取締役渡部恒郎氏、株式会社スマートメディア代表取締役成

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

「株式譲渡・子会社・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード