会社売却先シミュレーション

シダックス(4837)、レストランカラオケ事業において「カラオケ館」運営のB&Vと資本業務提携

更新日:

シダックス(4837)は、レストランカラオケ事業において、株式会社B&V(東京都新宿区)と資本業務提携を締結することを決定した。
シダックスは、レストランカラオケ事業展開の連結子会社であるシダックス・コミュニティー株式会社(東京都調布市)の持分81%および保有する同社への債権全額をB&Vへ譲渡する。

シダックスは、大型エンターテイメント・レストラン・通信カラオケハウスの運営等を行っている。カラオケボックスは主に郊外に出店している。これまでに本部経費の削減や不採算店舗の売却、閉店による赤字縮小対策などを重ねてきたが、抜本的な事業改善には至らなかった。

B&Vは、カラオケボックス事業やネットカフェ事業、フィットネスクラブ事業を行っている。カラオケボックス事業については、主に東日本を中心とした繁華街に多くの店舗を有する。

本提携により、シダックスは、自社が培ってきたレストランカラオケとしての高級感や食材の一元調達に関するロジスティクスと、B&Vの有する高度なカラオケ運営ノウハウや出店場所に関するリサーチ力等の経営資源を互いに共有し融合することで、レストランカラオケ事業の着実な改善を図る。

●今後のスケジュール
持分譲渡実行日 平成30年6月7日

飲食(配達・テイクアウト・給食等)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

シダックスに関連するM&Aニュース

シダックスのMBOが成立

志太ホールディングス株式会社(東京都千代田区、以下「公開買付者」)が2023年11月13日から実施していたシダックス株式会社(4837)の普通株式に対する公開買付け(TOB)が、2023年12月25日をもって終了した。本公開買付けに応募した株券数が買付予定数の下限以上となったため、本公開買付けは成立した。・本公開買付けの結果シダックスは公開買付者より、本公開買付けの結果について、株式35,481,

シダックスがMBOを実施、オイシックス傘下へ

オイシックス・ラ・大地株式会社(3182)は、志太ホールディングス株式会社がマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として実施するシダックス株式会社(4837)の株式に対する公開買付け(TOB)、およびシダックス株式を非公開化するための一連の取引に関し、以下3点を決定した。志太ホールディングス、志太勤一氏および志太勤氏との間で取引契約を締結すること志太勤一氏、志太勤氏をはじめとするシダックスの創業

オイシックス・ラ・大地、公開買付けによりシダックスの株式取得へ

オイシックス・ラ・大地株式会社(3182)は、シダックス株式会社(4837)の普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。投資ファンドのユニゾンが保有するシダックス株14,792,959株(所有割合:27.02%)取得を目指す。オイシックス・ラ・大地は、ウェブサイトやカタログによる一般消費者への有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売を行っている

シダックス、連結子会社シダックス中伊豆ワイナリーヒルズの全株式を志太HDに譲渡へ

シダックス株式会社(4837)は、連結子会社であるシダックス中伊豆ワイナリーヒルズ株式会社(東京都調布市)の全株式を、志太ホールディングス株式会社(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。中伊豆ワイナリーの事業に関連する固定資産も譲渡する。本件に伴い、中伊豆ワイナリーは連結子会社から除外される。シダックスは、フードサービスを中心に、売店、車両運行管理などの業務を一括受託するトータルアウトソーシン

シダックス、エステティック事業を行う連結子会社の全株式を新日本ライフデザインに譲渡へ

シダックス株式会社(4837)は、連結子会社であるシダックスビューティーケアマネジメント株式会社(東京都調布市、SBC)の全株式を新日本ライフデザイン株式会社(宮城県仙台市、新日本社)に譲渡することを決定した。なお本件に伴い、SBCは連結子会社から除外されることとなる。譲渡価額は、2百万円。シダックスは、子会社への経営指導および間接業務の受託(持株会社)、子会社を通じて以下の事業を展開、エスロジッ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・資本業務提携」に関連するコラム

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード