株価算定シミュレーション

レンゴー(3941)、凸版印刷(7911)100%子会社のトッパンコンテナーを子会社化

更新日:

レンゴー(3941)は、凸版印刷(7911)の100%子会社であるトッパンコンテナー株式会社(東京都台東区)の子会社化を決定した。レンゴーは、トッパンコンテナーの第三者割当による発行新株2,150,000株を引き受けるとともに、普通株式340,000 株を凸版印刷から取得する。レンゴーはトッパンコンテナーとの間で株式引受契約、凸版印刷との間で株式譲渡契約も締結した。
取得価額約5,000百万円。所有割合60.0%となる。

本件株式取得後、トッパンコンテナーは商号を「レンゴー・トッパンコンテナー株式会社」、本社所在地を埼玉県川口市に変更する。

レンゴーグループは、パッケージングのイノベーションを通じた営業力の強化、積極的な設備投資やM&A、事業の再編等による業容の拡大と収益力の向上に積極的に取り組んでいる。

トッパンコンテナーは、国内3カ所に段ボール工場を有し、主に凸版印刷が顧客より受注した段ボール製品を製造している。

本件M&Aにより、レンゴーは、トッパンコンテナー各工場における積極的な設備投資を検討し、段ボール製品の生産能力増強とさらなる品質向上を図ることにより、顧客ニーズへの対応力の強化を図る。

●今後のスケジュール
株式取得日 平成30年7月上旬

紙・パルプ・紙加工品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

レンゴーに関連するM&Aニュース

レンゴー、イタリアの段ボール製造スカート社を買収

レンゴー株式会社(3941)は、連結子会社であるトライウォール社(香港)が、同社の100%出資子会社を通じて、ScartImballaggi社(イタリア、以下:スカート社)の持分100%を取得したことを発表した。トライウォール社は、重量物包装資材(段ボールほか)の製造・販売事業の統括を行っている。スカート社は、イタリア北中部に工場を有し、段ボール、木材梱包、木材パレット等の重量物包装資材の製造・販

TOPPANホールディングス、スマートカードソリューション企業のタイdzcardグループを買収

TOPPANホールディングス株式会社(7911)とグループ会社であるTOPPANNextPte.Ltd.(シンガポール)は、傘下のグローバルセキュア事業会社であるTOPPANSecurityを通じ、dzcardグループ(タイ・サムットプラカーン)の株式を100%取得することで合意した。TOPPANグループは、「印刷テクノロジー」をベースに、「情報コミュニケーション事業分野」「生活・産業事業分野」「

レンゴー、包装資材の製造・販売の新光を買収

レンゴー株式会社(3941)は、新光株式会社(東京都東村山市)の発行済株式の100%を取得し、子会社化した。レンゴーは、段ボール・段ボール箱・紙器・その他紙加工品の製造と販売、板紙(段ボール原紙、白板紙、紙管原紙等)の製造と販売等を行っている。新光は、セレクトショップを展開するビームスグループの製函事業会社として、包装資材の製造販売を担っている。目的本件M&Aを通じて、新光とレンゴーの直営工場なら

TOPPANホールディングス、イタリアのフィルムメーカーIrplast社を買収

TOPPANホールディングス株式会社(7911)のグループ会社であるTOPPANSpecialityFilmsPrivateLimited(インド・パンジャーブ州)は、IrplastS.p.A.(イタリア・トスカーナ州、以下:Irplast社(イルプラスト))の発行済株式の80%を取得することで合意した。TOPPANグループは、「印刷テクノロジー」をベースに、「情報コミュニケーション事業分野」「生

レンゴー、中東の重量物包装資材メーカーのプロンク・ドバイ社を買収

レンゴー株式会社(3941)の連結子会社であるトライウォール社(香港)は、同社の100%出資子会社を通じて、PronkMultiserviceME社(アラブ首長国連邦・ドバイ、以下:プロンク・ドバイ社)の持分100%を取得した。本件M&Aにより、中東での事業拡大を狙う。トライウォール社は、重量物包装資材(段ボールほか)の製造・販売事業の統括を行っている。プロンク・ドバイ社は、重量物包装資材(木材梱

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。一方でリスクや費用が伴うため、慎重に調達の計画を立てる必要があります。本記事では、資金調達の方法やそ

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

第三者割当増資とは?目的やメリットをわかりやすく解説

M&A全般
第三者割当増資とは?目的やメリットをわかりやすく解説

第三者割当増資は、企業が新たな株式を発行し、外部の投資家や他の企業に割り当てる資金調達方法の1つです。本記事では、第三者割当増資の概要、メリットや注意点などについてご紹介します。第三者割当増資とは第三者割当増資は、企業が新たな株式を発行し、外部の投資家や他の企業に割り当てる資金調達方法の1つです。通常、既存の株主に対しては優先的な割当権が与えられますが、第三者割当増資では、新たな投資家や企業にも株

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード