株価算定シミュレーション

小田原機器(7314)、指月電機製作所(6994)の情報機器システム事業を譲受け

更新日:

小田原機器(7314)は、指月電機製作所(6994)が運営する情報機器システム事業の事業譲受けに関する事業譲渡契約を締結することを決定した。

小田原機器は、ワンマンバス用運賃収受システムの設計、製造、販売を行っている。現在、ワンマンバス機器の総合メーカーを目指し、音声合成装置、運賃表示器、LED式行先表示器等の機器構成の拡充に取り組んでいる。

指月電機製作所は、情報機器システム事業において、バス、鉄道等の交通機関を中心とした情報案内システムの開発・製品化を手掛けている。

選択と集中の観点から中核事業であるフィルムコンデンサ事業及び電力機器システム事業に経営資源を集中し、商品力強化による今後の継続的な成長を図る。

本件M&Aにより、小田原機器は、指月電機製作所が培ってきた技術・開発力、ノウハウを活用し、バス機器メーカーとして総合的なサービス提供を実現するとともに、新たな付加価値・シナジーの創出を目指す。

●今後のスケジュール
事業譲受け期日 平成29年9月30日

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

小田原機器に関連するM&Aニュース

小田原機器(7314)、 基板設計システム開発を行うアズマの事業を吸収分割により承継

株式会社小田原機器(7314)は、株式会社アズマ(奈良県生駒郡)の事業を吸収分割し、100%子会社に事業を承継させることを決定した。本件は、アズマ社を吸収分割会社とし、小田原機器の完全子会社を吸収分割承継会社とする吸収分割である。小田原機器は、運賃収受機器事業、システム開発事業を展開。アズマ社は、小型電子計算機及び電子計算機部品の製造販売や各種電子計算機器の製図設計請負、各種基板設計及び販売等の事

小田原機器(7314)、システム開発会社のソタシステムを子会社化

小田原機器(7314)は、ソタシステム株式会社(東京都墨田区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は92.2%となる。小田原機器は、バス用運賃収受機器の開発を手掛けている。ソタシステムは、システム開発やソフトウェア設計、システム及び機器の輸出入販売を行っている。本件M&Aにより、小田原機器は、ソタシステムの持つソフトウェア開発の技術力、開発力及びノウハウを取り入れることで、ソ

村田製作所(6981)と指月電機製作所(6994)、資本業務提携、合弁会社設立も

村田製作所(6981)と指月電機製作所(6994)は、資本業務提携契約の締結および指月電機製作所が保有する自己株式の村田製作所への割当、並びに合弁会社(秋田県雄勝郡)の設立を行うことを決定し、両社の間で資本業務提携契約を締結した。本自己株式処分後、村田製作所の指月電機製作所普通株式に対する所有割合は13.52%となる。合弁会社に対する出資比率は、村田製作所65%、指月電機製作所35%で、フィルムコ

この記事に関連するタグ

「事業譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。ct

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード