M&Aニュース

エムスリー(2413)、医薬品情報データベース関連事業展開Vidalの持株会社の全株式取得

更新日:

エムスリー(2413)は、Vidal Group(Vidal)の持株会社である、AXIO Medical Holdings Limited(英国ロンドン、AXIO)の発行済全株式を取得し、子会社化することについて、Electra Private Equity Partners(英国エディンバラ) を含むAXIOの株主と最終合意した。
取得価額は約116億円。

エムスリーは、日本において医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、約 25万人の医師会員を対象に医学関連情報を配信し、製薬業界を中心にマーケティング支援サービスや治験支援サービスなどを提供している。

Vidalは、フランス、ドイツ、スペインの3カ国を中心とした世界各地域において、医薬品情報のデータベース関連事業を展開している。

本件により、エムスリーは、Vidalが有する高いブランド力や医師会員基盤ならびに製薬企業との緊密な関係性の活用や、自社の持つITおよびヘルスケア分野での知見との融合による新規事業の創出を行うことで、事業のさらなる拡大を目指す。

●今後のスケジュール
株式売買契約締結日 平成28年12月末ころまで
株式引渡期日 平成28年12月末ころまで

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

インターネット関連サービス業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、インターネット関連サービス業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

エムスリーに関連するM&Aニュース

エムスリー、ベネフィット・ワンへのTOBが不成立

エムスリー株式会社(2413、以下「公開買付者」)は、2023年11月14日付の取締役会決議により、株式会社ベネフィット・ワン(2412、以下「対象者」)の普通株式を金融商品取引法に定める公開買付け(TOB)により取得することを決定し、2023年11月15日より本公開買付けを実施していたが、2024年2月29日をもって本公開買付けが終了したことを発表した。本公開買付けにおいては、応募株券等の総数が

エムスリー、ベネフィット・ワンへのTOB期間を2月15日まで再延長

エムスリー株式会社(2413)は、2023年11月14日付の取締役会決議により、株式会社ベネフィット・ワン(2412)の普通株式を金融商品取引法に定める公開買付け(TOB)により取得することを決定し、2023年11月15日より本公開買付けを実施しているが、2024年1月16日、本公開買付けの買付け等の期間を2024年2月15日まで延長することを決定した。これにより、2023年11月15日付で提出し

エムスリー、インドの医師・医学生向け学習予備校運営Dr. Bhatia Medical Coaching Instituteを買収

エムスリー株式会社(2413)は、Dr.BhatiaMedicalCoachingInstitutePrivateLimited(インドハリヤナ州、以下「DBMCI」)の株式を取得し子会社化した。エムスリーは、日本の医師の約9割にあたる32万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供する。DBMCIは、インドにおい

エムスリーキャリア、Central Medienceより産業保健事業を譲受け

エムスリーキャリア株式会社(東京都港区)は、2023年12月1日付で株式会社CentralMedience(東京都港区、以下セントラルメディエンス)より、産業保健事業を譲り受けた。エムスリーキャリアは、医療関連ビジネスを展開するエムスリー株式会社(2413)、株式会社エス・エム・エス(2175)が設立したジョイントベンチャー。産業保健・健康経営サービスを展開する。セントラルメディエンスは、メディカ

エムスリー、TOBでベネフィット・ワンを子会社化へ

エムスリー株式会社(2413)は、株式会社ベネフィット・ワン(2412)の連結子会社化を目的とし株式公開買付け(TOB)を実施すること、およびベネフィット・ワンとの間で資本業務提携契約を締結することを発表した。買付け等の価格は、普通株式1株につき、1,600円。買付代金総額は約1,396億円。エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおけるメリット、手続き、税金を解説

中堅・中小企業のM&Aで、最も多く用いられるスキームが株式譲渡です。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続きの流れ、税金についてM&Aに精通した税理士がご紹介します。日本M&Aセンターは株式譲渡をはじめ、様々なスキームのM&Aを経験・実績豊富なチームがご支援します。詳しくはコンサルタントまでお尋ねください。M&A・組織再編に関するご相談はこちらから株式譲渡とは株式譲渡は、譲渡対象企

小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

海外M&A
小さく生んで大きく育てる ベトナムM&A投資の特徴

本記事では、ベトナムでのM&Aの特徴と代表的な課題について解説します。(本記事は2022年に公開した内容を再構成しています。)比較的に小粒である、ベトナムM&A案件ベトナムのM&A市場は、ここ数年は年間平均300件程度で推移、Out-Inが全体投資額の約6~7割を占め、その中で日本からの投資件数はトップクラスです(2018年:22件、2019年:33件、2020年:23件)。興味深いことに、1件当

インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

海外M&A
インドネシアM&AにおけるPMIのポイント

本記事では、クロスボーダーM&Aで最も重要であるPMIについて、インドネシアの場合を用いてお話しします。(本記事は、2022年に公開した記事を再構成しています)M&Aのゴールは“成約”ではありません。投資側の日本企業と投資を受ける海外の現地企業両社が、思い描く成長を共に実現できた時がM&Aのゴールです。特にインドネシア企業とのM&Aは、他のASEAN諸国と比較しても難易度は高く、成約に至ってもそれ

海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

海外M&A
海外M&Aとは?目的やメリット・デメリット、日本企業による事例まで解説

近年アジアなど成長著しい市場をターゲットに、海外M&Aを検討する中堅・中小企業は増えております。しかし、海外M&Aでは日本国内で実施するM&A以上にノウハウが不足していることが多く、海外M&Aを実施するハードルが高いと言わざるを得ません。そこで本記事では、日本M&Aセンター海外事業部の今までの経験を踏まえて、海外M&Aの内容や実施される目的、またメリットや注意点・リスクなどさまざまなポイントについ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年10月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード