会社売却先シミュレーション

マクニカ(7631)と富士エレクトロニクス(9883)、経営統合へ

更新日:

株式会社マクニカ(7631)と富士エレクトロニクス株式会社(9883)は、共同株式移転の方法による共同持株会社の設立を原則とした経営統合を目指すことについて合意に達し、「経営統合に関する覚書」を締結した。

【電気・機械専門卸業界のM&A】

新規に設立する共同持株会社株式移転完全親会社とし、マクニカ及び富士エレクトロニクスを株式移転完全子会社とする共同株式移転を行い、共同持株会社は、東京証券取引所に新規に上場申請を行う。
なお、マクニカ及び富士エレクトロニクスの株式については、平成27 年3月27 日をもって上場廃止となる予定。

本統合によって両社は、大手から中堅・中小まで広範な顧客基盤に対して外国製半導体及び電子部品を含めた様々な商材の拡大と、充実したサービスの提供により、国内においてはすべての顧客取引でトップの商社となることを目指す。

今後のスケジュール
平成27年4月1日 共同持株会社設立日(効力発生日)
平成27年4月1日 共同持株会社新規上場日

この記事に関連するタグ

「株式移転・持株会社・経営統合」に関連するコラム

株式移転とは?メリット、手続きの流れ、税務をわかりやすく解説

M&A実務
株式移転とは?メリット、手続きの流れ、税務をわかりやすく解説

株式移転とは?株式移転とは、企業が自社の発行済み株式の全てを新設の会社に取得させる組織再編手法※の1つです。経営効率化や組織再編の迅速化などを図るために用いられます。株式の移動により、新会社は企業の完全親会社(持株会社)となります。元々の企業の株主は完全親会社が新たに発行する株式の割り当てを受けて、完全親会社の株主になります。本記事では、株式移転のメリットやデメリット、手続きの流れなどを解説します

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

ホールディングス化とは?主なパターン、メリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
ホールディングス化とは?主なパターン、メリット・デメリットをわかりやすく解説

ホールディングス化は、企業が持続的な成長や組織再編を行う際の選択肢の一つです。本記事では、ホールディングス化の概要や種類、メリット・デメリットなどについて解説します。この記事のポイントホールディングス化は、経営資源の最適化や迅速な意思決定を図る企業形態であり、600社以上の上場企業が採用している。メリットには経営の効率化、リスク分散、M&Aや事業承継の準備が含まれるが、デメリットとして管理コストの

経営統合とは?合併との違いやメリットを解説

M&A全般
経営統合とは?合併との違いやメリットを解説

経営統合とは経営統合は、企業が持株会社を設立し、その持株会社が複数の子会社を所有・管理する形態を指します。親会社となる持株会社は各子会社の株式を保有し、戦略的な意思決定や資源配分を行います。各子会社は独立した法人格を持ちながらも、持株会社の下で協力し合い、シナジーを生み出すことが目的です。リスクの分散、経営資源の最適化、各事業の専門性を活かして経営効率の向上を期待できる一方で、統合の過程での文化の

持株会社(ホールディングス)とは?種類やメリット・デメリット、事業承継への活用を解説

経営・ビジネス
持株会社(ホールディングス)とは?種類やメリット・デメリット、事業承継への活用を解説

持株会社は、企業グループの戦略的な運営を支える重要な役割を果たします。近年、経済環境の変化や競争の激化に伴い、企業は持株会社を通じて資源の最適化やリスク管理を図るようになっています。本コラムでは、持株会社の基本的な概念からその利点、さらには実例を交えながら、持株会社が企業経営に与える影響について探っていきます。この記事のポイント持株会社を通じて事業承継を行うことで、経営権の移譲や税負担の軽減が可能

「株式移転・持株会社・経営統合」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード