非上場IT企業経営者のM&Aによる事業成長における考え方の矛盾
IT企業の社長が高齢化。後継者不在企業が増加このような状況になっている事をご存じでしょうか。1995年~2001年に起きたと言われているITバブル。日本では、ヤフージャパンやソフトバンク、楽天、サイバーエージェント、ライブドアなどが急成長を遂げ、同時に多くのITベンチャーが誕生しました。@cv_button総務省が発表している情報通信業基本調査の結果によると、2020年度売上高は53兆4498億円

IT企業の社長が高齢化。後継者不在企業が増加このような状況になっている事をご存じでしょうか。1995年~2001年に起きたと言われているITバブル。日本では、ヤフージャパンやソフトバンク、楽天、サイバーエージェント、ライブドアなどが急成長を遂げ、同時に多くのITベンチャーが誕生しました。@cv_button総務省が発表している情報通信業基本調査の結果によると、2020年度売上高は53兆4498億円

はじめに~M&AによるIT人材の争奪戦から企業自体の争奪戦へ~IT業界は社会のIT化の進展に伴い、ますます重要性が高まっている一方で、IT人材の不足が深刻な状況となっております。M&Aは会社を買収することで、組織として出来上がっているまとまった人数の人材を採用できるため、「究極の人材採用」であると言われ注目されてきました。以前よりM&AによるIT人材の争奪戦は始まっておりましたが、M&Aニーズの急

一般的な評価手法について一般的にM&Aの株価はどのように決まるのでしょうか。まず大原則として、売り手と買い手の相対取引であるため、双方が合意する価格がM&Aの成約価格となります。極端な話ですが、双方合意の上であれば1円で売買が成立する可能性もありますし、逆に著しく高い提示価格でも成約しない可能性もあります。上記前提の上で、いくつかの手法を用いて価格をすり合わせていくことが一般的な株価の決め方です。

日本М&Aセンター食品業界専門グループ、シニアチーフの白鳥です。当コラムは日本М&Aセンターの外食・食品専門チームの食品業界専門グループのメンバーが業界の最新情報を執筆しております。@cv_button本日はEC販売に関する事例の紹介をさせて頂きます。ゼロから食品のEC販売を手掛けられ、楽天市場でジャンル別トップまで上り詰めたoncein株式会社長坂社長。そしてさらなる成長戦略を推進するためM&A

ITソフトウェア業界における2021年度のM&A件数は1,227件と、12月中旬(2021年12月15日現在)で既に過去最高件数を更新しています。昨年から続くコロナ禍の影響は少なくなかった中、依然としてIT業界のM&Aは活況を呈している状況と言えるでしょう。実際に、当社へのM&Aの相談数は、昨年から大きく増加しています。2020年は新型コロナウィルスの登場によって先行きが見えなくなる中、買収や出資

近年ITソフトウェア企業のM&Aは活発に行われており、有効な経営戦略の一つとして認知されつつある状況かと思います。一方で、多くの経営者の方とお話をさせて頂く中で感じることとして、M&A=買収・売却という認識が先行しているようにも感じます。M&Aには様々な手法がありますが、中でもMBOについては件数も少なく、まだまだ馴染みが薄いのではないでしょうか。本日は2020年6月にMBOを実現させた、豆蔵ホー

ITソフトウェア業界における2020年度のM&A件数は1097件。国内40業種の分類の中で、最もM&Aが活発に行われています。一括りにITソフトウェア業界といっても業態は幅広く、技術者派遣から、自社パッケージの開発販売、ネットサービス、Ai関連のスタートアップ企業まで様々です。その中でも、国内で一番企業数が多く、また当社のITチームに最もM&Aの相談が多く、かつ実際にM&Aの成約実績が多い業態は、

株式会社パワーエッジ、東京都内でシステム開発を手掛ける同社はこれまで10件のM&Aを実行してきた。創業者であり現代表である塩原氏は、早稲田大学時代に麻雀と出会いプロの雀士になるため修行を重ねていた。しかし「運の総量の違い」という、プロとアマの大きな壁にぶつかり断念。その後IT企業に就職し、取引先からの後押しで起業、現在はグループ売上30億企業の指揮をとる。塩原氏にM&Aのその後について話を伺った。

東京神田、靖国通り沿いに本社を構えるIT企業スタイルズ社。売上約17億円、社員数120名の同社は社長の梶原氏が慶応義塾大学時代に役者業に没頭し、エンジニアのアルバイトで生活費を稼いでいたことが、起業のきっかけとなっている。2020年4月1日に、半導体商社の菱洋エレクトロ社とM&Aを実施した。@cv_button最初は、急に思い立って。竹葉:梶原さん、ご無沙汰しております。直接お会いするのは2020

ソフトウェア業界とはソフトウェア業界定義「ソフトウェア」とは、コンピューター上で計算処理やデータ処理など、多様な処理を行うためのプログラムのことである。「IT・ソフトウェア業界」は、パソコンにインストールして使用する各種ソフトウェアや自動車・家電など、ハードウェアとソフトウェアが一体となった製品の設計・開発・運用・保守業務を行う業界である。@cv_buttonソフトウェア事業特性IT・ソフトウェア

IT業界についてIT業界定義IT業界と一口にいっても、扱う領域は実に様々であり、多岐にわたる。あえて細分化するならば「ソフトウェア系」、「ハードウェア系」、「情報処理系」、「通信インフラ系」、「インターネットサービス系」、「クラウドサービス系」のような語彙で分類をすることが可能だが、こうした区分けの壁を容易に飛び越える企業が後を絶たない、というのが業界の近況だ。たとえばソフトウェア系の企業はハード

「不動産テック」とは何なのか、具体例やそのメリットから、コロナ禍における不動産業界の動きまでを解説する。@cv_button不動産業界をIT化する「不動産テック」とは近年にわかに大きな注目を集めている「不動産テック」。生産性の低さや人材不足、ITリテラシーの不足にあえぐ不動産業界を救う新たな一手として、大変期待されているサービスだ。まずは「不動産テック」とは何なのか、具体例やそのメリットを挙げなが

【譲渡企業様】・企業名⇒株式会社VISH・業種⇒受託開発ソフトウェア・売上(M&A当時)⇒約5億円・オーナー様のご年齢⇒40歳【譲受企業様】・企業名⇒株式会社ヴァル研究所・業種⇒受託開発ソフトウェア・売上(M&A当時)⇒約20億円・オーナー様のご年齢⇒51歳@cv_button譲渡企業様の概要とM&Aの検討理由受託開発の会社として創業し自社サービス提供会社へ譲渡企業のVISH株式会社は2004年に

今年も開催!「STARTUPPITCHNIGHT2019」2019年10月28日に東京本社にて「STARTUPPITCHNIGHT2019」を開催いたしました。IPOを目指す経営者たちによるピッチコンテストとして2018年から当社で主催し、今年で2回目の開催となる当イベント。今年も多数の応募から一次選考を突破した4名のファイナリストによるプレゼンテーションが繰り広げられました。@cv_button

SIer(エスアイヤー)とはSIer(エスアイヤー)とは、ソフトウェア開発者及び開発業のことを指す。システムの企画から設計、開発、運用、さらには保守業務を担当。一気通貫で全ての業務を受注する場合もあれば、一部を請け負う業務形態など、その在り方は様々である。“SystemIntegrator”から頭文字をとってSI、「~する人」という意味の設備後である「-er」を付けて、SIerと呼称されるのが一般

【譲渡企業様】・企業名⇒ジェイ・エス・シー株式会社・事業内容⇒組込系受託開発と技術者派遣・売上(M&A当時)⇒約3億円・オーナー様のご年齢⇒58歳・社員数⇒約40名【譲受企業様】・企業名⇒三栄ハイテックス・事業内容⇒LSI設計、ソフトウェア開発・売上(M&A当時)⇒約30億円・社員数⇒約350名@cv_button譲渡企業様の概要とM&Aの検討理由譲渡企業概要ジェイ・エス・シー譲渡企業はジェイ・エ

【譲渡企業様】・企業名⇒株式会社コンピューターシステムハウス・業種⇒受託開発ソフトウェア業・売上(M&A当時)⇒161百万円・オーナー様のご年齢⇒66歳(2018年当時)【譲受企業様】・企業名⇒インフォニック株式会社・業種⇒受託開発ソフトウェア業・売上(M&A当時)⇒1,053百万円・オーナー様のご年齢⇒54歳(2018年当時)@cv_button譲渡企業様の概要とM&Aの検討理由自己資本比率96

IT業界とは?IT業界の定義みなさんはIT業界というものを明確に定義できますでしょうか?なんとなくは説明できても一言で言い表すことは難しいのではないでしょうか。それは、IT業界の指す範囲が広いためです。総務省・経済産業省では、IT業界(情報サービス業)を次の8つに細分化しています。@cv_button受託ソフトウェア業組込みソフトウェア業パッケージソフト業ゲームソフトウェア業情報処理サービス業情報

電通概要電通について株式会社電通は連結売上高ベースで世界第5位、日本国内では第1位の規模を誇る広告代理店です。従来より主要4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)を中心に、各種広告媒体のスペースを媒体企業から仕入れ、広告主(ユーザー企業)に販売するというビジネスを展開しています。また昨今では、インターネットを始めとするデジタル広告(デジタルマーケティング)や海外という新しい事業領域にも積極的な展開を行

私は団塊の世代に生まれ高度成長期に銀行の融資部門を経験し、日本企業の国際化の中でアメリカに通算11年駐在した。その後30年の銀行勤務経験を経て投資会社の役員へと転身し、ファンド運営と事業再生投資に携わり、多くの企業経営と事業の再生を経験した。さらには投資先のIT企業の経営を通じ、一貫して考えていたのは企業、産業の発展、再生、再編にはM&Aが大きな役割を果たしていることだ。シュンペーターの経済発展論

コラム内検索
人気コラム
注目のタグ
最新のM&Aニュース