業務用・産業用機械製造業界のM&Aニュース一覧

ALSOK、ビルメンテナンス事業の平和管財を買収

ALSOK株式会社(2331)は、2025年12月3日付で、平和管財株式会社(東京都中央区)の株式の60%を取得する契約を、株式会社クボタ(6326)と締結した。ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業者向けに、また、個人の顧客向けに多種多様な警備サービスを提供している。平和管財は、ビルメンテナンス事業、警備・保安事業、施設管理事業、修繕・営繕事業、不動産事業を行っている。背景・目的

フクダ電子、子会社のフクダ電子技術サービスを吸収合併

フクダ電子株式会社(6960)は、完全子会社であるフクダ電子技術サービス株式会社(千葉県白井市)を合併することを決定した。フクダ電子を存続会社とする吸収合併方式とし、フクダ電子技術サービスは解散する。フクダ電子は、医療機器の研究・開発・製造・販売を行っている。フクダ電子技術サービスは、医療機器の修理業務を担っている。目的フクダグループは、白井事業所(千葉県白井市)を中心に、内製化の推進、SCM最適

新東工業、独ロバート・ボッシュ子会社のセラミック積層造形受託製造事業を買収

新東工業株式会社(6339)は、独ロバート・ボッシュ社(以下:Bosch)の完全子会社であるBoschBusinessInnovationsGmbHが展開するテクニカルセラミック部品の積層造形(3Dプリンティング)を専門とする受託製造事業である「BoschAdvancedCeramics」(独、以下:BAC)を買収した。新東工業グループは、表面処理事業、鋳造事業、環境事業等を行っている。BACは、

三菱電機、ポンプ向けモータ事業を荏原製作所に売却

三菱電機株式会社(6503)は、株式会社荏原製作所(6361、以下:荏原)に、三相モータおよびIPM(InteriorPermanentMagnet:内部永久磁石)モータ事業と、タイの三菱電機子会社MitsubishiElectricAutomation(Thailand)Co.,Ltd.が事業展開する産業用モータ、ポンプおよびダイカスト事業を譲渡することを決定した。三菱電機は、社会システム、エネ

Taiyo Pacific Partners、スター精密へTOB実施

米国投資ファンドのTaiyoPacificPartnersL.P.(以下:TPP)は、ソルスティシア株式会社(東京都港区)を通じて、スター精密株式会社(7718)の株券等を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。スター精密は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、スター精密株式は上場廃止となる見通し。ソルスティシアは、スター精密の株券等を取得及び所有すること等を主たる事業として

三菱重工業、陸上風力発電所の保守・運営事業をJパワーに売却

三菱重工業株式会社(7011)は、同社が営む国内の陸上風力発電設備に係る事業(エンジニアリング及びアフターサービス事業を含む。但し、デンマークのヴェスタス社との合弁事業をはじめとする一部の継続事業は除く。)等(以下:対象事業)を、電源開発株式会社(9513、以下:Jパワー)に譲渡することを決定した。会社分割(簡易吸収分割)により対象事業を、三菱重工業が新たに完全子会社として設立する準備会社(以下:

ダイキン、AIデータセンター向け負圧式液体冷却システム製造の米チルダイン社を買収

ダイキン工業株式会社(6367、以下:ダイキン)の子会社であるダイキンアプライドアメリカズ社(DaikinAppliedAmericas、米国ミネソタ州、以下:DAA社)は、2025年11月4日(米国時間)に、チルダイン社(Chilldyne、米国カリフォルニア州)を買収したと発表した。DAA社は、ダイキングループの一員として、顧客向けに先進的な商業用・産業用HVACシステムを設計・製造を行ってい

クボタ、施設管理などの見える化ソリューションに強みを持つマイスターを子会社化

株式会社クボタ(6326)の100%子会社であるクボタ環境エンジニアリング株式会社(東京都中央区)は、株式会社マイスター(北海道函館市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。クボタ環境エンジニアリングは、浄水場、下水処理場、し尿処理施設、最終処分場浸出水処理施設、廃棄物処理施設、ポンプ施設の運転・維持管理業務受託及び設計・施工・補修、産業廃水・排ガス処理設備の設計・施工及びメンテナンスを行

フロイント産業、MBOが成立し上場廃止へ

株式会社友(東京都新宿区)が2025年7月15日から実施していた、フロイント産業株式会社(6312)に対する公開買付け(TOB)が2025年10月28日をもって終了した。応募株券等の総数(11,165,030株)が買付予定数の下限(6,727,900株)以上となったため成立している。本件は、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環。フロイント産業は、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、

油研工業、油圧機器製造のJPNを子会社化

油研工業株式会社(6393)は、JPN株式会社(東京都大田区)の株式を100%取得し、子会社化した。油研工業は、油圧機器の専門メーカーで、油圧機器・油圧システム等の開発設計・製造・販売を行っている。JPNは、油圧機器(ミニ油圧シリンダ、医療機器用油圧シリンダ等)の製造を行っている。目的本件M&Aにより、油研工業が中期経営計画で掲げる、将来のマーケット需要に則した製品群の拡大や、既存販売網の相互補完

ニプロ、持分法適用会社の米G2/Spryte Holdco, LLCの持分を追加取得し完全子会社化

ニプロ株式会社(8086)は、持分法適用関連会社であるG2/SpryteHoldco,LLC(米国マサチューセッツ州)の持分61%を追加取得し、完全子会社化(連結子会社化)することを決定した。ニプロは、医療機器事業、医薬事業、ファーマパッケージング事業、再生医療事業を行っている。G2/SpryteHoldco,LLCは、持株会社。米国でのバスキュラービジネス拡大を目的に、2024年にニプロとAda

靜甲、オフィス・工場のメンテナンス請負のビルメンテを吸収合併

靜甲株式会社(6286)は、完全子会社である株式会社ビルメンテ(静岡県静岡市)を合併することを決定した。靜甲を存続会社とする吸収合併方式で、ビルメンテは解散する。靜甲は、産業機械・冷間鍛造製品の製造販売、電機機器の販売、車両関係の販売修理、請負工事・不動産等の賃貸を行っている。ビルメンテは、オフィスや工場のメンテナンスの請負を行っている。目的業務運営の効率化と経営資源の有効活用を図る。日程合併予定

キッツ、インドのフッ素樹脂ライニング製品メーカーのHorizon Polymer Engineeringを買収

株式会社キッツ(6498)のグループ会社であるMicroPneumaticsPrivateLimited(インド、以下:MICRO社)は、2025年10月16日、HorizonPolymerEngineeringPrivateLimited(インド、以下:HPE社)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。株式の譲り受けは、2026年1月以降実施する予定。キッツは、バルブ及びその他の流体制御用機器

エー・アンド・デイ、米Thompson Scale Companyの検査装置事業を買収

株式会社A&Dホロンホールディングス(7745)のグループ会社である株式会社エー・アンド・デイ(東京都豊島区)は、米国子会社A&DENGINEERING,INC(米国ミシガン州)を通じ、10月1日付で、ThompsonScaleCompany(米国テキサス州)の事業を譲り受けた。エー・アンド・デイは、電子計測器、産業用重量計、電子天びん、医療用電子機器、試験機、工業計測機器、その他電子応用機器の研

サイバーリンクス、AIチャットボット開発のイクシーズラボを買収

株式会社サイバーリンクス(3683)は、株式会社ユニバーサルエンターテインメント(6425)の完全子会社(非連結子会社)である株式会社イクシーズラボ(東京都江東区)の全株式を取得し、完全子会社とすることを決定した。併せて、サイバーリンクスの完全子会社である株式会社シナジー(沖縄県宜野湾市)とイクシーズラボの合併も発表した。シナジーを存続会社とし、イクシーズラボを消滅会社とする吸収合併方式で、イクシ

ニレコ、計測機器・光学結晶製造の応用光研工業を買収

株式会社ニレコ(6863)は、応用光研工業株式会社(東京都福生市)の株式を取得し、子会社化することを決定した。ニレコは、幅広い産業向けに製品の製造工程において欠かすことのできない制御・計測・検査装置の研究開発・製造・販売を行っている。応用光研工業は、計測機器及び光学結晶の製造販売を行っている。目的ニレコグループでは、ライティングテクノロジーや画像処理技術を用いた検査機事業と光学部品やレーザ装置、光

パンチ工業、金型関連部品販売のマレーシアBRIGHT MACHINE TOOLS SDN. BHD. を子会社化

パンチ工業株式会社(6165)は、BRIGHTMACHINETOOLSSDN.BHD.(マレーシア、以下:BMT)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。パンチ工業は、金型部品、自動化装置及びその周辺部品、特注機械部品等の製造・販売を行っている。BMTは、金型関連部品販売を行っている。1998年にパンチグループ製品の取扱開始以降、2012年にマレーシアでの販売代理店契約を締結している。目的パ

芝浦機械、射出成形機メーカーのドイツLWB Steinlを買収

芝浦機械株式会社(6104)は、100%子会社であるSHIBAURAMACHINEEMEAGmbHを通じて、LWBSteinlGmbH(ドイツ)の発行済株式総数の80%を取得する株式譲渡契約を締結した。同社は、2025年9月26日付で「LWBSteinlGmbHの株式取得(子会社化)に向けた基本合意書締結のお知らせ」を公表していた。芝浦機械は、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、工作機械、超

MTG、衣・食・住に関わるサービス提供のKiralaを買収

株式会社MTG(7806)は、株式会社Kirala(東京都中央区)の発行済株式の全部を取得し、子会社化することを決定した。MTGは、美容・健康・衛生分野におけるブランドおよび商品の開発・製造を行っている。Kiralaは、トータルライフサービスプラットフォーム事業を展開している。2020年にMTGから新設分割・株式譲渡により独立した。目的本件M&Aを通じて、物的・人的リソースを取り込み、両社の開発力

プラコー、PBBを株式交換により完全子会社化へ

株式会社プラコー(6347)は、株式会社PBB(東京都港区)と株式交換契約を締結したことを発表した。プラコーを株式交換完全親会社、PBBを株式交換完全子会社とする株式交換方式。プラコーグループは、プラスチック成形機、リサイクル装置の製造・販売、システム開発、SE人材派遣事業を行っている。PBBは、一般事務派遣事業、人材紹介事業、SE人材派遣事業を行っている。背景・目的プラコーグループは、デジタル領

豊和工業、緑化環境整備子会社の豊苑を吸収合併

豊和工業株式会社(6203)は、完全子会社である株式会社豊苑(愛知県清須市)を合併することを決定した。豊和工業を存続会社とし、豊苑を消滅会社とする吸収合併方式。豊和工業は、機械製造業を行っている。豊苑は、豊和工業及び周辺地域の緑化環境整備を担っている。背景・目的近年、公共緑地事業分野の縮小や受注環境の変化を背景として事業構造の見直しが求められており、専門人材の確保や事業運営コストの効率化が重要な課

大同工業、トピー工業傘下のリンテックスから農業機械用ホイール事業を譲受け

大同工業株式会社(6373)は、トピー工業株式会社(7231)の連結子会社であるリンテックス株式会社(岡山県倉敷市)の農業機械用ホイール事業を譲受けすることを決定した。大同工業は、主に二輪車・四輪車部品、産業機械部品、コンベヤシステム、福祉機器などの製造・販売を行っている。リンテックスは、農業機械用ホイール事業を行っている。目的大同工業は、2024年5月に発表した長期経営ビジョンで掲げた水平統合型

芝浦機械、射出成形機メーカーのドイツLWB Steinlの子会社化に向け基本合意

芝浦機械株式会社(6104)は、100%子会社であるSHIBAURAMACHINEEMEAGmbHを通じて、LWBSteinlGmbH(ドイツ)を子会社化することに向け、株主との間で基本合意書を締結することを決定した。芝浦機械は、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機、工作機械、超精密加工機、微細転写装置、高精度光学ガラス素子成形装置、産業用ロボット、電子制御装置、鋳物などの製造・販売およびレト

ニッキ、産業機械部品加工業の大島機工を買収

株式会社ニッキ(6042)は、大島機工株式会社(神奈川県相模原市)の株式を取得し、子会社化することを決定した。ニッキは、モーターや制御基板の設計・開発および製造、モーター制御プログラムの設計・開発、水素・アンモニア・天然ガス・LPG燃料供給システムの設計・開発および関連機器の製造等を行っている。大島機工は、産業機械部品加工業(建設機械部品等の切削加工・機械加工)を行っている。背景・目的現在、世界的

Photosynth、顧客管理・予約・決済のシステムのfixUを買収

株式会社Photosynth(4379)は、株式会社fixU(兵庫県神戸市)の株式を100%取得し、完全子会社化することを決定した。なお、fixUの資本金の額が、Photosynthの資本金の額の10%以上となるため、Photosynthの特定子会社に該当する。Photosynthは、クラウド型入退室管理システム「Akerun」や施設運営BPaaS「Migakun」など、無人化・省人化ソリューショ

トプコン、MBOが成立し上場廃止へ

米国投資ファンドKKRが傘下のTK株式会社(東京都千代田区)を通じて、2025年7月29日から実施していた、株式会社トプコン(7732)に対する公開買付け(TOB)が、2025年9月10日をもって終了した。本公開買付けにおいて、応募株券等の総数(84,748,472)が買付予定数の下限(52,861,519株)以上となったため成立している。本件は、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環。トプコン

日本電子、医用機器事業の新設子会社をシスメックスへ売却

日本電子株式会社(6951)は、同社の医用機器事業を、分割準備会社として新たに設立する完全子会社(東京都武蔵村山市、以下:新会社)に対して会社分割(簡易吸収分割)により承継させ、新会社の株式の全てをシスメックス株式会社(6869)へ譲渡することを決定した。日本電子は、理科学計測機器(電子光学機器・分析機器、計測検査機器)、半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造・販売・開発研究、およびそれに附帯す

テルモ、英医療機器企業OrganOx社を約2,200億円で買収 

テルモ株式会社(4543)は、OrganOxLimited(英国オックスフォード、以下:OrganOx社)の株式を、総額約15億米ドル※で取得し完全子会社化(買収)することを、2025年8月23日付で同社及び同社の株主と最終契約を締結した。本買収を通じてテルモは、高い成長が期待できる臓器移植関連分野に参入する。テルモグループは、160以上の国や地域で、患者と医療現場、製薬企業などに50,000点を

ファイバーゲートの子会社、太陽光発電EPC事業のパワーでんきイノベーションを買収へ

株式会社ファイバーゲート(9450)の連結子会社である株式会社オフグリッドラボは、株式会社パワーでんきイノベーション(群馬県高崎市)の全株式を、エコモット株式会社から取得することを決定した。オフグリッドラボは、再生可能エネルギー事業を展開している。パワーでんきイノベーションは、太陽光発電EPC事業※を行っている。※EPC事業:設計・調達・建設を一括で請け負う事業目的本件M&Aにより、効率的で競争力

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